ELVIS ON TOUR (1972)
2022-10-04
泥棒成金 To Catch a Thief (1955)
2022-09-04
悲しみは空の彼方に Imitation of Life (1959)
2022-01-10


昔、淀川長治さんの日曜洋画劇場で観たきりの映画が今月、
BSシネマでやるようなのでラベルを作ってみました。
監督はダグラス・サーク。
内容は良く覚えてないんですよねえ。
ラナ・ターナー、サンドラ・ディーの親子と、黒人の母と娘の
(スーザン・コーナー)の同居する二組の母と娘の物語で、舞台女優
として成功して行くラナ・ターナーの話を軸に、見た目が白人の
スーザン・コーナーが味あう人種差別問題が大きくクローズアップ
された映画だった記憶が・・・。
と言う訳で当時人気のサンドラ・ディーよりスーザン・コーナーの方が
目立っていた作品でした。
あと注目はラナ・ターナーの相手役になるジョン・ギャヴィンと売り出す
前のトロイ・ドナヒューの二人の二枚目スターが出ていることです。
この後、ジョン・ギャヴィンは「びっくり大将、Romanoff and Juliet」
トロイ・ドナヒューは「避暑地の出来事、A Summer Place」で
サンドラ・ディーと共演する事になります。
カラミティ・ジェーン Calamity Jane (1953)
2021-11-04


これまた今月、BSシネマでやる映画。
これは観たことのない作品です。
ドリス・デイが実在した女ガンマンのカラミティ・ジェーンを演じる
ミュージカル・コメディーで共演がミュージカル・スターだったハワード・
キールなんで楽しみです。監督はデイヴィッド・バトラー。
劇中にドリス・デイが歌う「シークレット・ラブ」は有名です。
ドリス・デイは我々日本人が考えている以上に本国のアメリカで
スターだった人で、アメリカの映画館の興行主が投票する
「マネーメイキングスター」のランキングで4回も1位を獲得して
います。これは子役のシャーリー・テンプルと同じ回数で、他に
ジュリー・アンドリュースが2回で、テンプル以降複数回1位を
取ってる女優はこの3人だけで、あのバーブラ・ストライサンドさえ
1位は一度も取ってない訳で、いかにドリス・デイがスターだったか
わかります。
縛り首の木 The Hanging Tree (1959)
2021-11-04
八十日間世界一周 Around the World in 80 Days (1956)
2021-11-01


これも今月、BSシネマでやるようなのでラベルを作ってみました。
デヴィッド・ニーヴンとメキシコのコメディアンのカンティンフラスが主演で
監督はマイケル・アンダーソン。
SFの大作家のジュール・ヴェルヌの小説の映画化で、アカデミー賞を
沢山取ってる映画ですが、こと作品賞に関しては、製作者のマイケル・トッドが
(当時はエリザベス・テーラーと結婚していた)開発した「トッドAO方式」による
70ミリ映画の第1作目の作品としての技術に対して捧げられたと言って
いいでしょう。ただヴィクター・ヤングが作曲した音楽だけは、今でも
旅行番組などに使われるエバーグリーンになっています。
私がこの映画を初めて観たのは確か1968年の再上映(昔は
リバイバル上映とか言ってましたね)の時で、この時は主な出演者をはじめ
多くのゲスト出演したスターたちの殆どが生存していましたが、あれから
50数年経った今ではシャーリー・マクレーンくらいしか生きていません。
それだけ時が流れたと言うことです。
汚名 NOTORIOUS! (1946)
2021-11-01

今月、BSシネマでやるようなのでラベルを作ってみました。
アルフレッド・ヒッチコック監督、イングリッド・バーグマン、
ケーリー・グラントが主演の有名なサスペンス映画。
大戦後ブラジルに逃れたナチスの残党を追う捜査官のケーリー・グラントの
活躍に父親がナチスのスパイだったイングリッド・バーグマンとの恋を
絡めて描いています。
でナチスとブラジルで思い出したのが、1978年の「ブラジルから来た少年
The Boys from Brazil」という映画。ヒットラーのクローンを作り出そうとする
恐ろしい映画でした。主演がグレゴリー・ペックとローレンス・オリヴィエで
二人ともヒッチコックの代表作に出ているのは奇妙な偶然ですね。
この映画は劇場未公開だったのですが、レーザーディスクが発売された時に
第1回目のソフトの中に含まれて、当時の映画マニアの間で目玉として
大変話題になりましたね。
亡くなった母はイングリッド・バーグマンが好きだったようで、この「汚名」や
ゲーリー・クーパーと共演した「サラトガ本線」の初公開時のパンフレットが
残っています。
アパッチ砦 Fort Apache (1948)
2021-09-18


これまたジョン・フォード、ジョン・ウェインのコンビの西部劇で
これも来月、BSでやるようなのでラベルを作ってみました。
エロール・フリンで映画化されたカスター将軍引きいる第7騎兵隊が
全滅することを描いた「壮烈第七騎兵隊」にも描かれた話を元に
している作品。
ジョン・ウェインの上官役でヘンリー・フォンダ(カスター将軍と思しき
中佐)が赴任してきて両者の対立が描かれて行きます。
と言う事で内容の説明は不要かと思います。
1つだけ言っておかなければならないのがヘンリー・フォンダの娘役で
名子役で有名なシャーリー・テンプル が出演しています。
子役からティーンのアイドル、そして最終的に外交官になった人です。
この映画は彼女が20歳ころの作品で大変美しいです。
黄色いリボン She Wore a Yellow Ribbon (1949)
2021-09-14





これもジョン・フォード、ジョン・ウェインのコンビの西部劇で
これも来月、BSでやるようなのでラベルを作ってみました。
これも既に沢山ラベルがあるでしょうから、1つは初公開の
時のポスターと思われるものを元に作ってみました。
ジョン・ウェインが老け役に挑戦した映画で、亡くなった騎兵隊の
隊長の奥さんと姪?が東部に帰るのを護衛する退役まじかの
老兵を演じています。
姪役のジョアン・ドルーと言う女優さんはジョン・フォードの映画に
よく出ていた美人女優でしたね。
さて、黄色いリボンですが戦争などの際に夫や恋人の無事を祈って
黄色いリボンを女性たちが身に着ける、アメリカの習慣ですね。
1970年代に日本でも大ヒットしたトニー・オーランド&ドーンの
「幸せの黄色いリボン」もこれに習った曲でした。
(刑務所から出てきた男の曲で、これを元にしたのが高倉健の
「幸福の黄色いハンカチ」ですね)
駅馬車 Stagecoach (1939)
2021-09-13
トミー Tommy (1975)
2021-09-05

ザ・フーが1969年に発表したロック・オペラ・アルバム「トミー」を
映画化した作品。監督はケン・ラッセル。
今月、CSのザ・シネマでやるんでラベルを作ってみました。
アルバムが出た当時の私には何をやってるのか解らなかった(多くの
日本人も同じだったと思う)のですが、1975年のこの作品のおかげで
すべてが同じではないにせよ、その内容が理解できた次第です。
簡単に言うと三重苦の少年として生まれたトミーがビンボールの天才と
言われるまでになる話を、ナレーションを除きすべて音楽だけで
作られている映画です。(シェルブールの雨傘と同じ)
主役のトミーはWHOのメンバーのロジャー・ダルトリー、母親が
アン=マーグレット、その愛人がオリヴァー・リードでハイライトは
エルトン・ジョンとロジャー・ダルトリーが「Pinball Wizard」をバックにした
ピンボールの対決のシーンでしょう。
メンバーのキース・ムーンも出てて、ピート・タウンゼントは
ナレーションをやってるらしい。
エリック・クラプトン、ジャック・ニコルソン、ティナ・ターナーなど
出ていますが、全員吹替えなしとのことですが、オリヴァー・リードや
ジャック・ニコルソンの俳優たちも本当に歌ってるんですかね。
裏窓 Rear Window (1954)
2021-08-28
ファントマ ミサイル作戦 Fantômas contre Scotland Yard (1967)
2021-08-16


「ファントマ」シリーズの3作目で最終作になってしまいました。
個人的にはもっと観たかったんですが。
主演は1、2作目と同じで新聞記者のファンドールがジャン・マレー、
その恋人のカメラマンのエレーヌがミレーヌ・ドモンジョ、そして
ジューヴ警部がルイ・ド・フュネスのお馴染みの3人です。
監督はアンドレ・ユヌベル。
今回はファントマに脅迫されているお金持ちの貴族の招きで
その捜査に加わるため、英国に渡る設定になっています。
今は禁止のなってるらしい貴族の遊びの狐がりのシーンがあるので
確認して下さい。
このシリーズが何故終わってしまったのか?については諸説
あるようですが。
二枚目スターのジャン・マレーがルイ・ド・フュネスに食われて
しまうのを嫌って続行を嫌がった、と言うのが有力のようです。
今回、私の持っている吹替えのテープをDVDにするにあたり
ラベルを作成しました。
暗くなるまで待って Wait Until Dark (1967)
2021-08-14
陽のあたる場所 A Place in the Sun (1951)
2021-08-14
続ラブ・バッグ Herbie Rides Again (1974)
2021-05-22


久しぶりにディズニーのコメディー映画です。人の心を持っている
フォルクスワーゲンのレーシングビートル「ハービー」のシリーズ
2作目で監督はディズニーのレジェンドのロバート・スティーヴンソン。
不動産王のキーナン・ウィン(映画グレートレースのトニー・カーティス
の相棒)は高層ビルを建てようと用地を買収していたが、元消防署
だった場所に住み続けるおばあちゃんのヘレン・ヘイズ(映画
大空港で無賃乗車をした老女役の往年の大女優)が立ち退きに
応じず困っていた。そこで彼は弁護士になりたての甥で
人の良さそうなケン・ベリーを交渉役にするのだが・・・。
でハービーはヘレン・ヘイズの車でスチュワーデスのステファニー・
パワーズも同居している。
彼女たちの話を聞くうちにケン・ベリーはキーナン・ウィンの
仕打ちに反感を持つようになり彼女たちに協力することになる。
ここから映画は大騒動になっていきます。
ディズニーらしい楽しいコメディーです。
ケン・ベリーはリチャードチェンバレン の「 ドクターキルデア」の
印象があったんですが、この映画を映画館で観た時に
久しぶりで驚いた記憶があります。
バファロー大隊 Sergeant Rutledge (1960)
2021-02-20


巨匠ジョン・フォード監督の作品の中では地味な映画ですが、近々
BSで放送するらしく、昔、日曜洋画劇場で観て以来で懐かしいので
ラベルを作ってみました。
形は西部劇ですが裁判劇になっています。
騎兵隊内で中佐とその娘が殺害され現場から逃走した黒人兵
(ウディ・ストロード)に強姦・殺人の容疑がかかる。
それを弁護するのが中尉のジェフリー・ハンターで、はたして
彼が犯人か?あるいは真犯人が?と言う話です。
主演のジェフリー・ハンターはハンサムで青い瞳が特徴で
カッコイイ人だったんですが若くして亡くなってしまいました。
黒人兵役のウディ・ストロードはシドニー・ポアチエと共に
黒人スターの先駆けだった人です。
個人的にはバート・ランカスター主演の「プロフェッショナル」
が印象に残っています。
あと殺害される女の子を演じているのはトビー・マイケルズ
と言う女優さんでトミー・サンズが主演の「金魚鉢の中の恋」
と言う映画で彼の相手役を務めた女優さんです。
どうでもいいことですね(笑)
エルビス・オン・ステージ Elvis: That's the Way It Is (1970)
2021-01-06

去年のエルヴィスの命日に特集を組んだAXN ジャパンですが、
これは確か放送しなかった気が・・・。
で、1月8日の彼の誕生日に合わせて、ついに放送となりました。
AXN ジャパンはナカナカやるなあ。
これは1970年に制作されたドキュメンタリー映画です。
日本語のタイトルと違って彼のリハーサル風景なども記録されてて
正に英語のタイトルどうり人間エルヴィスを追っています。
この映画は日本では翌年ロードショーされ予想外の大ヒットに
なりました。当時、正直言ってエルヴィスの話題はそれほど多く
なかった時代で、私も本当にビックリすると同時に、彼には
潜在的なファンがいかに多いのか解りました。
実はこの映画を映画館では観ておりません。
1971年の1月にFM東京の主催の「ニューイヤーコンサート」
というのがありまして、その最後がこの映画でした。(もちろん
ロードショー前です)
映画の前に出たのが、小室等と六文銭、タイム・ファイブって言う
今でもあるジャズバンド、他にもう1つがハッキリ思い出せません
が、赤い鳥だったか、五輪真弓だったか・・・。
何せ50年も前に1度観たきりなんで、エルヴィスがどんな曲を
うたったのか調べてみました。自身の曲はいいとして、気になる
曲をいくつか、
・ ワーズ - Words 多分これはビージーズのヒット曲かと
思います
・君を信じたい - I Just Can't Help Believin
これは映画の中でエルヴィスも言ってるん
ですが、「雨にぬれても」が有名な
B・J・トーマスのヒット曲
・ふられた気持ち - You've Lost That Lovin' Feeling
有名なライチャス・ブラザーズ の大ヒット曲
・この胸のときめきを - You Don't Have to Say You Love Me
女性歌手のダスティ・スプリングフィールドの
ヒット曲ですが、この曲はエルヴィスもリメイク
して、70年代での日本での最大のヒットに
なりましたね。
いずれにしても50年ぶりに観れるんで楽しみです。
地上最大のショウ The Greatest Show on Earth (1952)
2020-10-18


娯楽映画の巨匠セシル・B・デミルが制作・監督した有名な映画。
来月、BSで放送されるようなのでラベルを作ってみました。
映画は巨大サーカス団のサーカス団員たちの愛憎劇が描かれています。
サーカスと言えば空中ブランコですが、そのブランコ乗りを
ミュージカルスターだったベティ・ハットンと活劇スターだった
コーネル・ワイルド、それにサーカスの団長を若き日のチャールトン・
ヘストン が演じ、この3人を中心に話が進んでいきます。
それに当時人気のあったドロシー・ラムーア(珍道中シリーズが有名)や
グロリア・グレアムといった女優たちがからみ、ピエロ役で
大スタージェームズ・ステュアートが全く素顔を見せない役に
挑んでいます。
この映画を最初に観たのが50年くらい前のTBS放送で、150分の
映画をズタズタにカットして90分にした物で、当時は本当に酷い事を
していましたね。
あと思い出したのが、私が高校生か大学生の時に主演のベティ・ハットンが
落ちぶれて家政婦になっていることが映画雑誌に載り大変驚いたことです。
(本国アメリカでは、かなり大きく報道されたようです)
刑事マディガン Madigan (1968)
2020-09-26


大スター、リチャード・ウィドマークが主演のニューヨークが舞台の刑事
アクション映画で監督はクリントイーストウッドのポン友ドン・シーゲル。
この役は彼のキャリアの中でも代表作になり本国ではテレビ化されて
いるようです。
近日中にBSで放送されるようなので、ラベルを作ってみました。
リチャード・ウィドマークが自分の不注意で拳銃を盗まれてしまい、上司
(ヘンリー・フォンダ)から72時間以内に解決するように言われ
必死の捜査をする刑事マディガンを演じています。彼の相棒の
刑事役がハリー・ガーディノで、妻役をブロンドの美人女優だった
懐かしいインガー・スティーヴンスが務めています。他に当時
結構売れていたスーザン・クラークも共演しています。
インガー・スティーヴンスで思い出すのは子供の頃に見ていた
テレビ番組の「すてきなケティ」です。
(多分、これが日本で彼女の一番有名な作品でしょう)
1970年に謎の死をとげて若くして亡くなっています。
当時、ジョージ・マハリスの主演の私立探偵のテレビシリーズの
「ジグザグ」で相手役をすることが決まっていて、日本で放送される
のを楽しみにしていた頃の死だったので良く覚えています。
(このドラマはイヴェット・ミミューが代役を努め、日本でも放映された
んで覚えている人もいるでしょう)
ザ・ディープ The Deep (1977)
2020-04-26
価値ある男 Ánimas Trujano (1961)
2020-04-06
いちご白書 The Strawberry Statement (1970)
2019-10-08


ブルース・デイヴィソン、キム・ダービー主演のこれも学園紛争を扱った
青春映画で監督はスチュアート・ハグマン。
大学のボート部に属する体育会系のノンポリ学生のブルース・デイヴィソンが
学生運動に没頭する女学生のキム・ダービーを好きになり、彼女に
近づくために運動に参加するも、彼自身も次第に学生運動にのめり込んで行く
ストーリーです。
日本では話題にはなったんですが、全くヒットしませんでした。
キム・ダービーは子役時代からの女優で60年代後半から70年代にかけて活躍、
日本でも結構人気がありました。
ブルース・デイヴィソンは去年の夏とかこの後に出演したネズミの大群が出てくる
映画のウイラードが一番有名ではないでしょうか。
上にも書いたように映画はヒットしなかったんですが、主題歌に使われた曲の
サークル・ゲームは無名のバフィ・セント=メリーが歌って日本でヒットしました。
女性シンガーソングライターのジョ二・ミッチェルが書いた曲で
オリジナルはここで聴けます。
映画の主題歌とは全く雰囲気の違う曲になってます。
ジョ二・ミッチェルはそんなに美人には見えないのですが、当時の
男性のシンガーやミュージシャンたちに人気があってモテモテだった
そうです。因みに、ジュディー・コリンズが歌って大ヒットした青春の光と影
(Both Sides, Now)も彼女の書いた曲です。
また、今ではスッカリ忘れ去られてますが、この映画では当時アメリカの
大学生たちに絶大の人気のあったクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングの
曲が何曲も使われています。確かその中の一曲が上に出てきたジュディー・コリンズ
の事を歌った青い目のジュディーだったはずです。
彼らはこの映画とは別に、オハイオ州立大学?であったベトナム戦争に対する
反戦運動に対して行われた州兵による発砲事件で亡くなった学生たちを追悼し
それを許可したニクソン大統領に対する抗議を込めてメンバーの
ニール・ヤングの作った曲オハイオをシングルカットしてヒットさせています。
オハイオはここで聴けます。
そしてラストにかかるのがジョン、レノンの平和を我らに(Give Peace A Chance)です。
単純なフレーズの繰り返しですが、妙に心に響く曲で、途中で当時の人気のミュージシャン
たちの名前が羅列されますんで確認して下さい。
私にはただのロックンロールの好きなお兄ちゃんだったジョンが、女性活動家の
小野洋子と出会って良くも悪くも大きく変わって行った
彼とこの映画の主人公がダブって見えて仕方ありません。
曲はここで聴けます。
そして、我々日本人には、もう一曲この映画に関わる曲があります。それが
荒井由実の作詞作曲でバンバンが歌って大ヒットした『いちご白書』をもう一度
です。私が大学時代の曲で、タイトルで直ぐにこの映画のことだと解かりました。
荒井由実が私の母校の青山学院大学の学生と付き合っていた時に一緒に観た
映画だそうで彼女いわく、大学の正門を出て渋谷駅に向かって青山通りを二人で
歩いて行ったことを思い浮かべながら作ったそうです。
因みに、青山の学生は宮益坂を通学路にしていません。
昔で言う地下鉄銀座線の脇を通ってる空中の通路が通学路です。
昔は東急文化会館、今のヒカリエの脇を通って裏に抜けられる道です。
今月、CSのザ・シネマで放送されるので、私の若き日の思い出の
いっぱい詰まったこの映画を観ようと思います。
いちご白書をもう一度は知っていても、映画を観た人はほとんど
いないでしょうから、この機会に是非!!
・・・YOU・・・ GETTING STRAIGHT (1970)
2019-08-18

エリオット・グールド主演でキャンディス・バーゲン共演の今ではスッカリ
忘れ去られてしまった学園物の青春映画で監督はリチャード・ラッシュ。
昔は、かなりの学生闘士だったが、今は大学の教員をめざし体制側に
なりかけているエリオット・グールドとバリバリの女闘士の恋人の
キャンディス・バーゲンとの愛と葛藤を大学内の紛争を背景に描いて
います。
キャンディス・バーゲンが日本で大変人気があった時代で、配給会社は
彼女をメインにして、何故か映画卒業を持ち出して宣伝していました。
私はこの映画を公開前に馬場先門の東商ホールの試写会で観ました。
東京での劇場公開は確かスバル座だったと記憶します。
70年安保の後で、日本でもノンポリ(政治無関心)学生とか、
三無主義(無気力・無関心・無責任)なんて言葉がはやり出した頃、
大学でも1974年あたりを境にロックアウト(この言葉も懐かしい)も
なくなっていった時代を思い出します。
実はこの映画は今月CSで放送されるので、49年ぶりに観てみよう
かと思います。
そう簡単に観れる映画ではないんで、若い人たちも是非!!
尚、英語タイトルの同名主題歌はP.K. Limitedなるグループが歌い
ここで聴けます
は当時ラジオでよくかかっていました。
ご同輩には懐かしいのではないでしょうか。
ヤムヤム・ガール Under the Yum Yum Tree (1963)
2019-06-06


ジャック・レモン主演のピンク・コメディーで監督はデイヴィッド・スウィフトで
同じく彼の主演のちょっとご主人貸してと同じです。
親の遺産か何だか知りませんが、ジャック・レモンが高級アパートを経営する男に
扮し、部屋を貸すのは若い女の子だけにしていたつもりが、手違いで大学生の
カップル(キャロル・リンレイとディーン・ジョーンズ)が入居してしまい、
何とかディーン・ジョーンズだけを追い出そうと奔走する話です。
キャロル・リンレイが借りた部屋の前の住人のオバさん役で当時結構
売れてたイーディー・アダムスが出演しています。
あと、アパートの営繕を担当している夫婦の旦那役をコメディアンの
ポール・リンドが演じていて、いい味を出しています。
尚、タイトルバックに流れる主題歌をジェームス・ダーレンが歌っていますが
出演はしていません。
また、私の持ってるテープは日曜洋画劇場での吹替版でジャック・レモンを
定番の愛川欽也が声をあてています。
ヤング・フランケンシュタイン Young Frankenstein (1974)
2019-06-06


大陸横断超特急に出ていたジーン・ワイルダーが主演のコメディー映画で
監督は60年代にテレビのそれ行け スマートを作っていたメル・ブルックス。
フランケンシュタインの子孫でアメリカで医大の講師をしている
ジーン・ワイルダーがフランケンシュタイン家の遺産を引き継ぐ為
恋人のマデリーン・カーンを伴って先祖の故郷のルーマニアに向かい
そこで先祖がモンスターを作った記録を発見、自らもモンスター
(ピーター・ボイル)作り出してしまい、それがキッカケに起きる騒動を
描いています。
尚、ジーン・ハックマンがゲスト出演(エンディングロールで名前が出ます)
してますので探してください。
例によって私の持ってるバイリンガルのLDをDVDにするんでラベルを
作成しました。また、ラベルはカラーですが映画本編はモノクロで
撮影されています。
追想 Le Vieux Fusil (1975)
2019-04-11
麗しのサブリナ Sabrina (1954)
2019-03-13
大陸横断超特急 Silver Streak (1976)
2018-10-11
メテオ Meteor (1979)
2018-10-03
追跡 Experiment in Terror (1962)
2018-08-27


ブレイク・エドワーズが監督、 ヘンリー・マンシーニの音楽で
グレン・フォードとリー・レミックが主演のコメディーではなく
サスペンス映画です。
昔、淀川長治さんの日曜洋画劇場で観た吹替版がCSで放送される
ようなので慌ててラベルを作りました。
1970年頃に、毎週洋画が2時間枠で観れたのは、この番組しかなかった
んじゃないかなあ。
土曜日に増田貴光がやってた土曜映画劇場は90分枠だったし・・・。
最近までやってた2時間ドラマの土曜ワイド劇場が当初90分枠だった
のは、それまでやってた土曜映画劇場が90分枠だったからです。
映画ですが銀行員のリー・レミックが謎の人物に銀行から10万ドル
盗み出すよう脅迫される事件が発生。映画はこの事件が解決する
までを描いています。
グレン・フォードはFBIの捜査官、リー・レミックの妹役が
ステファニー・パワーズ、テレビのワイルド・ウエストの
ロス・マーティンが重要な役を演じています。
私にはこのスタッフと出演者だけでワクワクしますね。
恐竜グワンジ The Valley of Gwangi (1969)
2018-08-09


日本における怪獣ブームが下火になった頃に公開された
恐竜映画で、あまりヒットした記憶がなく当時観た人は
少なかったのではないでしょうか。
ただ、特撮にはあの有名なレイ・ハリーハウゼンが係わっています。
グワンジ の谷で捕まえて来た恐竜をサーカスの見世物にしようと
するんですが、逃げ出してしまい大暴れする典型的なB級娯楽映画。
主演がジェームズ・フランシスカ、ギラ・ゴランで
これもB級映画らしい配役です。
ジェームズ・フランシスカと言うと続・猿の惑星で
チャールトン・ヘストンを追っかけてくる宇宙飛行士役や、
テレビのロングストリートと言う盲目の私立探偵物のシリーズが
印象に残ってますが、一体どの位の人がロングストリートを覚えてますかね。
近々、CSで放送されるようなので、公開以来久しぶりに観よう
かと思います。
帰らざる河 River of No Return (1954)
2018-07-18
バニーレークは行方不明 Bunny Lake is Missing (1965)
2018-07-08


ローレンス・オリヴィエ、キャロル・リンレーの主演の
サスペンス映画で監督はオットー・プレミンジャーです。
アメリカから英国にやって来たキャロル・リンレーの娘のバニー
が行方不明になって警察に捜査を頼むんですが、娘の存在から
何から何まで否定されていく、バルカン超特急や酒井和歌子の
悪魔が呼んでいる(誘拐や行方不明じゃありませんが)に似た
展開になる映画です。
ローレンス・オリヴィエの役は警察官、キャロル・リンレーの兄に
2001年宇宙の旅が有名なケア・ダレーが出ていて重要な役を
演じています。
今月CSで放送されるので、久しぶりに観てみようかと思います。
当時の日本ではアイドル系の女優のキャロル・リンレーが
シングルマザー役をやるんで話題になりました。
ソイレント・グリーン Soylent Green (1973)
2018-06-07


チャールトン・ヘストンが主演の、制作された時点で50年先の
未来を描いた一種のSF映画。
彼自身も結構SF物に出ていますし、監督もSFが得意の
リチャード・フライシャーです。
食糧難の時代で、ソイレントと言う会社がソイレント・グリーンなる
新商品を開発するが、その会社の幹部のジョゼフ・コットンが
殺されてしまう。その事件を追う刑事がチャールトン・ヘストンで
相手役が当時売れてて、脱ぎっぷりの良かった、なつかしい女優の
リー・テイラー・ヤングです。
他にエドワード・G・ロビンソンや私が観てたテレビ番組の
ライフルマンが有名なチャック・コナーズが出てたりで
ナカナカ渋い配役です。
ストーリーは知らない方がいいと思いますが、ソイレント・グリーン
なる食べ物が何でできてるのかが、この映画の最大のハイライト
になっていきます。
ワン・オン・ワン One on One (1977)
2018-05-31


ニュースやワイドショーは日大のアメフト一色であります。
イロイロな人が好き勝手に言いたい放題です。
アメリカではこんな事ないとか、でふと思い出したのが
この映画です。
ワン・オン・ワンは日本ではマン・ツー・マンの方が
分かり易いバスケット用語です。
大学のバスケットボールを扱った青春映画で、高校の
花形バスケット選手だった青年が、大学にはいり
コーチから干され試合に出してもらえないパワハラを
受けながら、大事な試合で大活躍してヒーローになり、
他の有力校に引き抜かれて去って行くまでを描いた
痛快編です。
当時はこの映画をロッキーのバスケット版と盛んに
宣伝していました。
バスケットボールはアメリカではアメフトと並んで超人気
スポーツなのは皆さんご存知のとうりです。
主演はジェレミーって言う映画に出てたロビー・ベンソンで
映画を見てる限りでは、バスケットはかなり上手いです。
相手役の彼女にアネット・オトゥール。彼女はこの後でてた
フーリングと言う作品が印象に残っています。
監督は当時売れっ子だったラモント・ジョンソンです。
また、映画の中で何回も出てくる主題歌のMY FAIR SHARE
を1970年代に人気のあったシールズ&クロフツが歌って
アメリカではかなりヒットしていましたよ。
想いでのサマー・ブリーズやハミングバードと言った
ヒット曲が有名でとっても素晴らしいデュオグループです。
MY FAIR SHAREはここで聴けます。
ミスター・ベースボール Mr. Baseball (1992)
2018-04-27
ハメルンの笛吹き The Pied Piper (1972)
2018-04-16


バイリンガルのレーザーディスクをDVDにするんでラベルを
作ってみました。
子供の頃に読む童話の絵本としてではなく、ドイツに伝わる
民話として描かれています。きっと本来はこちらが正しいのでしょう。
尚、ハメルンはドイツの地名です。
笛吹きに扮しているのは英国の歌手のドノバンです。
ボブ・ディランはノーベル賞まで取ってしまいましたが
1960年代は二人はよく並び称されましたね。
監督はジャック・ドゥミなんですがミュージカルではありません。
ただ、ドノバンが音楽を担当し何曲か歌っています。
あと書いて置かなければいけないのが「オリバー!」
や「小さな恋のメロディ」が有名なジャック・ワイルドが
足の悪い少年に扮して、実質的な主役で出演しています。
彼は既に故人なんですよねえ。
フェイズIV/戦慄!昆虫パニック Phase IV (1974)
2018-04-14
燃える昆虫軍団 BUG (1975)
2018-04-14
腰抜け二挺拳銃 The Paleface (1948)
2018-04-12


バイリンガル放送を録画したものをDVDにするんで
ラベルを作ってみました。
刑務所にいる女ギャングのカラミティー・ジェーン(ジェーン・ラッセル)
が、釈放する条件にインディアンに武器を密売する連中を
突き止めることを依頼され、彼女が隠れみのの偽の夫婦として
利用されてしまう歯医者(ボブ・ホープ)との珍道中
を描いた有名なコメディーです。監督はノーマン・Z・マクロード。
ボブ・ホープを柳沢真一、ジェーン・ラッセルを加藤みどりが
声をあてています。
有名な挿入歌のボタンとリボンは馬車の上で
ボブ・ホープが歌い、またコーラスでも歌われていますが、コーラスを
聴いたとき、私はレイコ二フシンガースだとテレビに向かって叫んだ
記憶がありまして、もちろん彼らじゃないのですが、歌い方が
ソックリです。
やはりと言うかレイコ二フシンガースもレコーディングしてまして
それがこれです
ペーパーチェイス The Paper Chase (1973)
2018-04-03
底抜け楽じゃないデス Rock-a-Bye Baby (1958)
2018-04-03
アパートの鍵貸します The Apartment (1960)
2018-03-13
お熱いのがお好き Some Like It Hot (1959)
2018-03-13


ビリー・ワイルダーが監督した有名なコメディー映画。
バンドマンのトニー・カーティスとジャック・レモンが
殺人を目撃し、ギャングに追われることに。
女装した二人が逃げ込んだ先が女だけのバンドで、そこにいる歌手が
マリリン・モンロー。彼女は歌手の役なのでかなり
歌ってくれます。主題歌を除きほとんどの曲が1920年代や
1930年代のヒット曲だそうです。
有名は「I Wanna Be Loved by You」も1928年に
Helen Kaneと言う人がヒットさせた曲です。
ここで聴けます
キングコング King Kong (1933)
2018-03-04


これも有名過ぎるくらい有名な映画。コングの復讐は既に
やりましたが、あれはこの映画がヒットしたから作られた訳で
この映画がなくして語ることはできません。
フェイ・レイ、ロバート・アームストロング、ブルース・キャボット
等の出演者もこの映画のお陰で、映画史に名を残しました。
制作・監督はメリアン・C・クーパーと
アーネスト・B・シェードザックの二人で
エンパイア・ステートビルのコングを攻撃する戦闘機に乗っている
パイロットは、この二人だそうです。
私が持ってるベータテープは日本テレビで放送されたバイリンガル版で
本編は約90分。10分くらいカットされています。
フェイ・レイ高島雅羅、ロバート・アームストロング 小林修、
ブルース・キャボット 津嘉山正種が吹き替えています。
レベッカ Rebecca (1940)
2018-02-14


これもアルフレッド・ヒッチコックの映画で彼が
アメリカで初めて撮った作品。いきなりアカデミー作品賞を
取っちゃいました。
お金持ちのローレンス・オリヴィエと結婚した
ジョーン・フォンテインが亡くなった前夫人の
レベッカの陰に脅かされるサスペンス映画です。
ジョーン・フォンテインは風と共に去りぬのメラニー役の
オリヴィア・デ・ハヴィランドの実の妹で、
確かヴィヴィアン・リーはこの映画を撮影中のローレンス・オリヴィエ
を追ってハリウッドに来て、あのスカーレット・オハラの大役を
掴むわけで、すごい因縁ですね。
これも淀川 長治さんの日曜洋画劇場で放送された時に
初めて観ました。同じ頃だったと思います。
昔はこういう映画をゴールデンタイムにバンバン放送
してたんですよねえ。いい時代だったなあ。
白い恐怖 Spellbound (1945)
2018-02-14