良いお年を！

今年も１月にいきなり１月間の入院から始まり
どうなるかと思いましたが、なんとか年が越せそうです。

つまらない話と役に立たないラベルにお付き合い
くださり有難うです。
来年もこんな調子ですが、宜しくです。

(秘)ハネムーン暴行列車 (1977)

長谷部安春監督、八城夏子の主演のロマンポルノです。
これも犯され女優の彼女にピッタリの作品。

披露宴の控室で現金強奪に失敗した若者二人と彼らに拉致
された若妻の三人の車や列車を使った逃亡劇を描いています。

阿部徳昭、加藤寿、渡辺とく子、松永てるほなどが共演。

官能教室 愛のテクニック L'école de la sensualité (1972)

田中真理が生徒たちの憧れの女体育教師に扮する
ロマンポルノです。監督は田中登。

相手役をロマンポルノに欠かせない益富信孝が演じています。

こんな美人先生が相手をしてくれるなんて夢のようですね。

女教師 少年狩り (1975)

この人もグラマーでスタイルのいい女優さんだった
ひろみ麻耶の主演のロマンポルノで、にっかつお得意の
女教師物です。監督は小沼勝。

自分がかつて自殺に追い込んでしまった恋人の弟が
彼女の務める高校に転校してきて、復讐しようとする話で
ラストの集団レイプシーンがクライマックスです。

珠瑠美、高橋明、村国守平、橘田良江などが共演。

トルコ行進曲 夢の城 (1984)

私は行ったことがないので解らないのですが、風俗街で有名な
雄琴温泉を舞台にトルコ風呂（今のソープランド）で働く女性たち
を描いたロマンポルノで監督は瀬川昌治。

主演は何と奈美悦子さんが努めています。他に沢井孝子
朝比奈順子、山口千枝などの女優陣が豪華に共演。

男優も鈴木ヒロミツ、勝部演之、鈴木ヤスシ、小林稔侍と
かなりの有名な顔ぶれです。

しかし、「雄琴温泉に行って来ました」なんて言ったら
それだけで白い目で見られそう。(笑)

変なレッテルを張られると温泉街も困るんじゃないかなあ。

暴る Raping! (1978)

年忘れロマンポルノ大会の始まりです。

東京に帰る為、車を運転する女性が行く先々でレイプ
されてしまう奇想天外なストーリーです。監督は長谷部安春。

主役をロマンポルノの犯され女優の八城夏子が演じています。
演技は上手くないんですが、スタイルのいい女優さんで当時とても
人気のあった人です。

バックに流れるジャズミュージックが効果を盛り上げています。
今井健二、岡尚美、本田博太郎、島村謙次、花上晃などが共演。

白い恋人たち 13 Jours en France (1968)

冬季オリンピックが近づいて来ました。私個人は夏・冬とも
興味がないんですが、日本人って本当にオリンピックが好きですよねえ。

と言う訳で、私が唯一みたオリンピック映画にしました。
1968年にフランスのグルノーブルであった冬季オリンピックの記録映画です。

フランスとしてはジャン＝クロード・キリーがアルペン３冠王になり大成功
だった大会でしょう。

クロード・ルルーシュ監督、音楽がフランシス・レイで
「男と女」と同じコンビでテーマソングも日本で大ヒットしました。

この音楽とロマンチックな日本語のタイトルで、オリンピックの記録映画と
知らずに観に行った人もいたとか・・・・。
私はちがいますよ。

でこの大会での日本のメダルはセロでした。１つも取れませんでした。
スピードスケートの鈴木惠一選手が唯一のメダル候補でしたが
取れませんでした。

当時の日本は冬季の種目は全く苦手でメダルは夢の夢の時代でした。

こんな作品をやっても誰も興味はないでしょうね。

チャップリンの独裁者 The Great Dictator (1940)

チャールズ・チャップリンのトーキー映画。
ヒットラー全盛時代に皮肉を込めて作った反戦映画。
ラストの演説のシーンが見ものです。

蜘蛛巣城 Throne of Blood (1957)

これまた黒沢明監督の映画。

シェイクスピアの「マクベス」を日本の時代劇に置き換えた作品で、
三船敏郎目掛けて無数の弓矢が飛んで来るところは有名ですね。

隠し砦の三悪人 The Hidden Fortress (1958)

これまた黒沢明監督の作品。
娯楽性が高く面白い作品でした。

三船敏郎、千秋実、藤原釜足、上原美佐
などが出演。

ラベルが沢山ある映画をまたやってしまいました。

羅生門 Rashomon (1950)

言わずと知れた黒沢明監督の有名な映画で、
三船敏郎、森雅之、京マチ子主演の映画です。

ご存知の方もいるかと思いますが、アメリカで西部劇に
置き換えられ「暴行（The Outrage）」のタイトルで映画化
されています。

３人をポール・ニューマン、ローレンス・ハーヴェイ
「ライムライト」のクレア・ブルームが演じていました。
２時間枠のテレビで昔一度観ましたが、あまり面白く
なかったような記憶があります。

恐怖女子高校 アニマル同級生 (1973)

これがシリーズ４作目で最終作。杉本美樹は今回も出演せず、池玲子が主演。
監督は志村正浩。

これでシリーズ４作全部ラベル揃いました。お疲れさんでした。

ライバルグループの番長はやはり衣麻遼子。
また、自殺してしまう女子高生をロマンポルノで有名な
八城夏子さんが織部ゆう子名義で演じています。

叩きのめされるのは、留学制度を悪用している理事長
の金子信雄とその一派です。

恐怖女子高校 不良悶絶グループ Terrifying Girls High School Delinquent Convulsion (1973)

これがシリーズ３作目。杉本美樹は出演せず、池玲子が主演で
監督も志村正浩に交代。

ライバルグループの番長は今回も衣麻遼子。

叩き潰されれのはＰＴＡ会長の名和宏の一派です。

恐怖女子高校 暴行リンチ教室 Terrifying Girls' High School: Lynch Law Classroom (1973)

シリーズ２作目で、今回も杉本美樹か主演で池玲子が共演
監督は鈴木則文です。

ライバルグループの番長は衣麻遼子。
杉本美樹に協力するトップ屋に渡瀬恒彦が出演
叩きのめされるのが、理事長の金子信雄や教頭の今井健二
らです。

恐怖女子高校 女暴力教室 Terrifying Girls High School Women's Violent Classroom (1972)

「恐怖女子高校シリーズ」は全部で４作作られ、杉本美樹か池玲子が主役
で二人とも出演している場合がある。

学校内にはライバルグループがあってその番長を衣麻遼子が演じている。
また、学校の理事長、校長、教頭などが陰で悪事をしていて
それを最後に暴くという痛快編である。

と言った特徴があるんですが・・・・。

でこれが１作目で杉本美樹か主演で池玲子が共演、
監督は鈴木則文です。

悪事を暴かれるのは学校の理事長とその息子で
金子信雄と名和宏が演じています。

クリスマス・キャロル Scrooge(1970)

チャールズ・ディケンズの有名な小説をミュージカルにして映画化したもの。
季節的に今しかないので急いでラベルを作りました。

同じディケンズの原作の「オリバー」がこの少し前にミュージカル化されて
アカデミー賞を取ったので、二匹目のドジョウを狙って作ったのかも知れません。
キチンと作ってあるので誰がみても楽しい映画に仕上がっています。
監督はロナルド・ニームです。

私も日比谷スカラ座でロードショーを観て不覚にも涙を
流してしまった記憶があります。

いんごうな爺さんのスクルージがクリスマスイブの晩の夢に現れる
幽霊たちに過去・現在・未来に連れていかれ、それまでの自分を見つめ
改心する迄を描いた有名なお話です。

主演のスクルージはアルバート・フィニーが演じています。

当時はリチャードバートン、ピーター・オトゥールと彼が英国の
生んだ３大スターでしたが今も健在なのは彼だけになってしまいました。

この後オールスターキャストの「オリエント急行殺人事件」で
名立たるスターの従えて主演のポワロをやった訳で、まさに
乗りに乗ってたころです。

子供たちに是非観てほしい映画ですが、その場合は吹替えがいいでしょう。
きっと大人になっても忘れない映画になると思います。

池玲子 お蝶のブルース(1973)

ジャケットに書いてあるとうり「不良姐御伝 猪の鹿お蝶」の主題歌
です。作曲は荒木一郎。考えて見れば彼は６０年代からヒットを
出して才能があったんですよね・・・・。

歌はお世辞にも上手いとは言えませんが、人気が出ればレコード
を出すのは、いつの時代も同じです。

曲はここで聞けます

これを使えばラベルは簡単にできそう。でもきっと誰か作ってるでしょう。

ナショナルキッド National Kid (1960 ～1961)

松下電器がスポンサーになり子供向けに作った特撮ヒーローで
私も大好きなテレビ番組でした。
「七色仮面」と同様に天下の東映が作ってますので今見ても
十分鑑賞に堪えられます。
当時ナショナルの製品を買うと薄茶色のキッドのメタルが貰えました
私も持ってましたが、いつのまにか無くしてしまいました。

全部で４部まであり、私は昔発売されたＶＨＳのダビングテープを
所有してます。

・第1部：「インカ族の来襲」
・第2部：「海底魔王ネルコン」
・第3部：「地底魔城」
・第4部：「謎の宇宙少年」

第１部が宇宙からの侵略を描いていて１番面白いのではないでしょうか。

レギュラーの出演者は

・若き科学者の旗竜作＝ナショナルキッド
　旗宇宙研究所の所長
　１、２部が小嶋一郎、３、４部が巽秀太郎が演じていて
　最終回に自分がナショナルキッドであることを告白して
　宇宙に去って行きます。

・助手の女の子のチャコ姉ちゃん
　若き日の太地喜和子が志村妙子の名義で演じています。

・あと何人かの孤児と思われる子供たちが出演
　
　この子供たちが私とおおよそ同世代になります。

・高倉警部は河合絃司
　私にとって彼は永遠に高倉警部です。かっこいいです。

・斎藤紫香が旗竜作を助けてくれる水野博士を演じています。
　娘役が 阿久津克子で当時よく見かけた女優さん。

１部のみですが後のアイドル本間千代子が出演。
中学生くらいでしょうか。可愛いです。

この作品は「七色仮面」と違い映画館でやってない為、ポスター等
がないので、ラベル全て同じとしました。
あとは各自で好きなように加工して下さい。

The Girls on the Beach (1965)

この映画のタイトルを見てビーチ・ボーイズを思い浮かべた人は、かなり
彼らのことが好きでしょう。

ＬＰ「Ａｌｌ Summer Long」に入っている名曲のスローバラードです。
この映画の主題歌に使われています。ただレコードはこの前年に
発売されてるのでこの映画の為に作った訳ではなさそうです。

彼らはご覧のとおうり、この映画に出演してこの曲と"本田のバイクを歌った
"Little Honda"、ＬＰ「Surfin USA｝に入ってるバラードの"Lonely Sea" の３曲
を歌っています。

他には女性歌手のレスリー・ゴーアが本人として出演し"Leave Me Alone"
、 "It's Gotta Be You" の２曲を、あとバディー・ホリーと一緒にやってた
クリケッツも出演し、何とバディーと一緒に飛行機事故で亡くなった
リッチー・バレンスの「ドナ」ではなく"La Bamba" の方を歌っています。

映画は６０年代に多く作られたビーチムービーです。
出演者はほとんど解かりませんが、若い女の子たちが水着で大勢登場します。

監督はオーディ・マーフィのＢ級西部劇を作ってたウィリアム・ウィットニーが
努めていて、まんざらでもありません。

当然ながら日本未公開です。
ここで歌われた曲は動画サイトで検索すれば聞けるでしょう。