朝の口笛 (1957)
2018-06-13

衛星劇場で今月やってる映画。
南左斗子、小野道子、市川和子、叶順子の
4人が高校を卒業し、それぞれが恋や仕事に奮闘する姿を描いた
青春映画です。
監督は大映のプログラムピクチャーを沢山撮ってる枝川弘。
南左斗子さんは(東宝で谷崎碧の名義で出た後、大映ではこの
名義で、さらに栗崎碧の名義で監督もやってるらしい)この映画
では女子大生で、大学の野球部のエースの品川隆二と
恋仲になります。二人は私がテープで持ってる高校生と殺人犯
と言う映画でも共演しているので、見直してみます。
小野道子さんは大スター長谷川一夫の娘さんで、この作品では
主役です。そんなに主演映画はないようですが、この映画では
医者をしている見明凡太朗、沢村貞子の両親と医大生の兄の
梅若正二(赤胴鈴之助役が有名)と4人家族で市川和子さんの
父親の丸山修が経営する出版社に勤める元気のいい女の子を
演じ光っています。最後にカメラマンの船越英二と結ばれます。
市川和子さんは大映で期待されてたようですが、それ程売れず、
私の子供の頃に、とにかく良くテレビで見かけた人で、今でも顔を
覚えています。ただ70年代以降はめっきり見かけなくなりました。
この映画では梅若正二と恋仲で、最後にはお互いの
親の公認となり婚約します。
大スター叶順子さんは説明不要。これがデビュー作のようですが、
最初から叶順子です。貫禄があります。
この映画ではスチュワーデスの役で恋人はいるようですが
その人は登場しません。
まあ気楽に観れる娯楽映画です。
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