ガラス細工の家 (1973)
2019-06-25
JA七五〇号機行方不明 (1959)
2019-06-23


待田京介を主演にした新聞記者物で山崎徳次郎監督のデビュー作で
上映時間が1時間ちょっとのシスターピクチャーです。
今月、衛星劇場でやってます。
東京から地方に飛ばされ本社に戻る為に、特ダネを追う記者の待田京介と
特ダネを追うのだけが記者ではないと考えるライバル新聞のベテラン記者の
永井智雄の対立を、待田と永井の娘の稲垣美穂子の恋を絡めて
います。
そして、映画の後半でタイトルにある墜落したJA七五〇号機の記事を
書くために待田と永井のそれぞれが単独で山中に赴き、この映画の
クライマックスになって行きます
この頃、永井智雄はテレビの事件記者で有名な相沢キャップを演じて
いた時期ですが、この映画ではタイプの違う万年平の老記者を演じています。
有難や節 あゝ有難や有難や (1961)
2019-06-20

守屋浩のヒット曲の有難や節をフィーチャーして強引に作った歌謡映画で
主演を和田浩治、清水まゆみのゴールデンコンビが演じ監督は西河克己。
映画は自動車修理工の和田浩治が彼の勤め先の社長の森川信が
借金している田中明夫と対決していく話ですが、長さが1時間チョット
しかないんで、ご都合主義の連続の映画になってしまっています。
清水まゆみは和田が森川信の息子の守屋浩を探しに行く途中で
知り合う社長令嬢で、彼女の父親の山内明も田中明夫の一味に
ある機械の設計図を狙われている設定。
吉永小百合は森川信の娘役ですが出演シーンは多くありません。
上にもかいたように、何もかも都合良く繋がって行き最後は
すべて解決のハッピーエンドです。
尚、他に大坂志郎、 内田良平、近藤宏、高品格、かまやつひろし
などが共演で、多分、作者だからだと思いますがハマクラこと
浜口庫之助先生も最後に出てますんで確認して下さい。
青い山脈 (1949)
2019-06-18
喜劇 セックス攻防戦 (1972)
2019-06-15
早乙女家の娘たち (1962)
2019-06-15

両親は既に他界している早乙女家(さおとめではなくそうとめと読むらしい)の
次女(香川京子)、三女(白川由美)、四女(田村奈己)を中心に周りの人々の
人間模様を描いた女性映画で監督は久松静児。
今月、日本映画専門チャンネルでやってます。
久松監督は大映のイメージが強いですが、その後日活で監督をする
ようになり、警察日記で森繫久彌と出会い、その後は東宝作品を
監督するようになり、この時期は駅前シリーズを何本か撮ってますね。
当然のことながら長女(津島恵子)がいるのですが、既に嫁いでいる設定。
で一番の話の中心は大沢健三郎(スーパージャイアンツなんかに出てます)
演じる一番下の中学生の弟の非行問題になっています。
男優陣は大沢の担任教師が小林桂樹、白川由美の相手役が定番?の
佐原健二、津島恵子の夫役に小泉博が共演しています。
しびれくらげ (1970)
2019-06-08

渥美マリがでんきくらげ 可愛い悪魔の次に撮った軟体動物シリーズ。
完全に量産体制になっています。で監督を巨匠の増村保造に戻しています。
内容はさすがに飽きたのか、伸し上がるタイプの女ではなく、ある
ファッション関係の企業の売れっ子モデルであるところからスタートし
一旦どん底に落ちるも、また這い上がって行こうとする女を演じて
います。
映画の前半ではファッション会社の営業マンの川津祐介が彼氏で
後半はどん底から救い出してくれたヤクザの青年の田村亮が彼氏役を
演じています。
また、映画でんきくらげで母親(根岸明美)のヒモを演じていた玉川良一が
この映画では、だらしのないマリさんの父親を演じていて光っています。
根岸明美も出ててでんきくらげと同じようなメンバーです。
でんきくらげ 可愛い悪魔 (1970)
2019-06-08


久々に渥美マリの軟体動物シリーズであります。倒産寸戦だった
当時の大映では、もはや江波杏子と彼女に頼るしかなく、この
シリーズも極端ないい方をすれば月1本ペースで作っていた時期です。
この作品も彼女のヒット作のでんきくらげと彼女のヒット曲の可愛い悪魔を
くっつけた題名になっています。
当時の大映はマリさんをBB(ベベ)ことブリジット・バルドーの和製版に
しようと画策していた訳で、可愛い悪魔と言うのもBBの主演作の
日本タイトルから持って来たものです。
今回も一連のシリーズ作と同様に、男を利用して伸し上がっていく
女を描いています。監督は臼坂礼次郎で笠原玲子、草野大悟などが
共演しています。
ヒット曲の可愛い悪魔はここで聴けます。
深夜放送から火がついてかなりのヒットになり、当時の人気歌番組の
夜のヒットスタジオにも出演しました。
実際、歌も非常に上手く、独特のファルセットボイスが魅力でした。
番組出演時にはバーブラ・ストライザンドが好きだと言っていました。
美貌の都 (1957)
2019-06-07

当時のゴールデンコンビ司葉子、宝田明の主演のメロドラマで
監督は松林宗恵。それにしても松林監督はいっぱい作品撮ってますねえ。
大阪が舞台になってまして、ご両人は工場の女工と工員で
恋人同士ですが、そこに会社の社長の息子のボンボンの木村功が
割って入り、豊かな暮らしに憧れる司さんが木村の方になびいて
行って、ボンボンのオモチャになってしまう話です。
劇中に挿入されている宝田の歌う同名の主題歌もヒットしたようで
きっと当時の大勢の若い女性たちが観にいったのではないでしょうか。
共演は淡路恵子が宝田の行きつけの飲み屋の店員で
以前に司さんと同じ目にあっている役、小林桂樹は阪急電車の庄内駅の
駅員で宝田の同郷の先輩、司さんの母親に清川虹子、またずべ公女に
扮する環三千世が目立っています。
少し映画をキャプチャーしてみました。

多分、阪急電鉄の車両

阪急電鉄の庄内駅ですが、関東の人間の私には
現在と比べてどうなのか解かりません。

上に挙げた女優さん以外にも今や超有名人が出てまして
向かって左が浜木綿子さんで木村功の妹役
右が扇千景さんで木村功の婚約者の役です。

扇千景さんをもう一枚
絶世の美女ですね。
ヤムヤム・ガール Under the Yum Yum Tree (1963)
2019-06-06


ジャック・レモン主演のピンク・コメディーで監督はデイヴィッド・スウィフトで
同じく彼の主演のちょっとご主人貸してと同じです。
親の遺産か何だか知りませんが、ジャック・レモンが高級アパートを経営する男に
扮し、部屋を貸すのは若い女の子だけにしていたつもりが、手違いで大学生の
カップル(キャロル・リンレイとディーン・ジョーンズ)が入居してしまい、
何とかディーン・ジョーンズだけを追い出そうと奔走する話です。
キャロル・リンレイが借りた部屋の前の住人のオバさん役で当時結構
売れてたイーディー・アダムスが出演しています。
あと、アパートの営繕を担当している夫婦の旦那役をコメディアンの
ポール・リンドが演じていて、いい味を出しています。
尚、タイトルバックに流れる主題歌をジェームス・ダーレンが歌っていますが
出演はしていません。
また、私の持ってるテープは日曜洋画劇場での吹替版でジャック・レモンを
定番の愛川欽也が声をあてています。
ヤング・フランケンシュタイン Young Frankenstein (1974)
2019-06-06


大陸横断超特急に出ていたジーン・ワイルダーが主演のコメディー映画で
監督は60年代にテレビのそれ行け スマートを作っていたメル・ブルックス。
フランケンシュタインの子孫でアメリカで医大の講師をしている
ジーン・ワイルダーがフランケンシュタイン家の遺産を引き継ぐ為
恋人のマデリーン・カーンを伴って先祖の故郷のルーマニアに向かい
そこで先祖がモンスターを作った記録を発見、自らもモンスター
(ピーター・ボイル)作り出してしまい、それがキッカケに起きる騒動を
描いています。
尚、ジーン・ハックマンがゲスト出演(エンディングロールで名前が出ます)
してますので探してください。
例によって私の持ってるバイリンガルのLDをDVDにするんでラベルを
作成しました。また、ラベルはカラーですが映画本編はモノクロで
撮影されています。
洲崎パラダイス 赤信号 (1956)
2019-06-05
貸間あり (1959)
2019-06-05
風船 (1956)
2019-06-05