盗まれた縁談 (1958)
2019-09-07

叶順子、石井竜一の主演のラブコメディーですが、50分くらいしかない
シスターピクチャーで監督は原田治夫。これも今月、衛星劇場でやってます。
大学のラグビー選手の石井竜一と会社社長(見明凡太朗)の娘の叶順子が
結婚を反対されながらも結ばれるまでを描いているのですが、これに石井の
大学のラグビー仲間の三角八郎・丸井太郎(タイトルにピンボケコンビと
クレジットされてます)が、三角は俥屋の娘の立花宮子(二人は高校生と殺人犯で
共演してます)と、丸井は置屋をやってる清川玉枝の姪で芸者の紺野ユカと
結ばれると言う忙しい展開になっています。
丸井太郎ですがテレビの図々しい奴の主役で一躍有名になるのですが、長続きせず
若くして自殺で亡くなってしまいました。
ラベルで芸者姿の紺野ユカがやってるのが、当時大ブームだったフラフープです。
みんなやってましたよねえ。
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恋の蘭燈 (1951)
2019-09-07

池部良に中国で当時大スターだった白光(バイ・クァン)を招いて
作った新東宝映画で監督は佐伯清。今月、衛星劇場でやってます。
佐伯監督は東映のヤクザ映画の印象が強いですが、それ以前は
こう言う映画も撮ってたんですね。
父が中国人で母(夏川静江)が日本人の白光が父が亡くなり、
日本にやって来て生みの母を捜し見つかるのですが、母は
既に金持ちの日本人(伊志井寛)再婚していて、彼女のことは
秘密になっていて帰るように言われてしまう・・・・。
そんな彼女を助けてくれるのが、伊志井寛の前妻の息子の
池部良と言う訳です。で映画にはこの二人の恋も盛り込まれて
います。
暁テル子、岡村文子、須藤健、森繁久彌等が共演で、特に
森繁さんが銀座二十四帖の主題歌に使われ有名になる銀座の雀
をこの映画の中で歌っていて驚きました。
これで新東宝のラベルが90に到達、いよいよカウントダウンです。