青空娘 (1957)
2019-11-26

源氏鶏太の原作を若尾文子の主演で描いた青春映画で監督は
増村保造。その後、数々の増村作品に出演することになる彼女が
初めてコンビを組んだのがこの映画。
田舎で祖母に育てられた若尾文子が祖母が亡くなる時に、
東京の実家の母は本当の母ではないと知らされる。
そんな彼女が高校を卒業後、実家に戻り、そこで女中のように
扱われながらも、本当の母に巡り合い、好きな男性と結ばれる
までをさわやかに描いています。
共演は父親が信欣三、継母が沢村貞子、姉が穂高のり子、
兄が品川隆二で実母を定番の三宅邦子が演じています。
また若尾さんの高校の恩師を菅原謙二、恋人役を
川崎敬三が演じています。 ミヤコ蝶々が実家の女中役で
出ていていい味を出してます。
それにしても主役の若尾さんの演じる明るくて元気な女の子は
本当に魅力的です。
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ピンクレディーの活動大写真 (1978)
2019-11-19

1970年代後半、子供たちに絶大な人気のあったピンクレディーを
主役にしたアイドル映画て監督は小谷承靖。
今月、衛星劇場でやってますが、私は録画したもののまだ観ていません。
彼女たちの一番のファン層は今や40代の半ばから50代半ばで
丁度日本を背負ってくれている世代でしょうか・・・。
映画は彼女たちを主役に映画を作ろうとするプロデューサーの石立鉄男、
監督の田中邦衛、脚本家の秋野太作の3人がそれぞれ考えたイメージ
が映像化されていくオムニバス映画で劇中劇の要素ももっているかも
知れませんね。そこに彼女たちのヒット曲が沢山使われているんで、
ファンには堪えられないでしょう。
で私なんですが、出演者の中にモデル出身で当時人気のあった
樹れい子が出ているようなので、それが一番気になりました。(笑)
オッサンのたわ言 28
2019-11-19
・ 前回、新東宝の幻の映画「九十九本目の生娘」がYOUTUBEに
ある、と書いたんですが、どうやら速攻で削除されたようですね。
でもご安心下さい。
来年1月に日本映画専門チャンネルで放送されることが
わかりました。画質もあれよりいいはずです。
本当に奇跡が起こりましたね。
「キャンパス110番」より 学生野郎と娘たち (1960)
2019-11-19
青春の鐘 (1969)
2019-11-13

舟木一夫、松原智恵子の主演の青春映画で脚本は倉本聰で
監督は鍛冶昇。今月、衛星劇場でやってます。
この映画は当時観てますが、映画と主題歌ともヒットしていた舟木さんも
この頃になるとGSブームに完全に吹き飛ばされてしまい曲もヒットせず
こう言う映画も終わりを告げることになります。
映画は東大生の舟木一夫が名門家だが複雑な家庭環境の小学生の
吉田次昭の中学受験の家庭教師になり、その姉の松原智恵子との間に
恋が芽生えていく話になっています。
松原さんの家庭は父母(北龍二、宝生あやこ)、兄夫婦(小高雄二、
渋沢詩子)と弟の吉田次昭という家族構成で、松原さんの許婚者が
藤竜也で、山本陽子、和田浩治が舟木一夫のふる里の長岡にいる
幼馴染で出ています。
たびたび話題になる渋沢詩子さんの素顔が拝見できる貴重な映画です。
前にも書いたように本当に美人です。声優じゃもったいない!!
またタイトルの青春の鐘は舟木の兄の新田昌玄が長岡の若者たちの
応援の為に、小高い丘の上に作った鐘の名前です。
渚の白い家 (1978)
2019-11-12

巨匠斎藤耕一監督が浅丘ルリ子を主演にハワイオールロケーションで
撮ったミステリー映画。今月、衛星劇場でやってます。
冷え切った夫婦(浅丘ルリ子、木村功)の夫が愛人の大信田礼子と
共謀して、ハンサムな青年の名高達郎を使い浅丘ルリ子を追い詰めていく
話なんですが、正直面白くありません。
この頃の浅丘さんは既に40歳くらいだったはずで、お金を払ってまでして
彼女を見に行く客がどのくらいいたのか疑問です。
60年代の後半に歌がヒットした事がありましたよねえ。あの頃だったら
まだ良かったかもしれません。
斎藤耕一監督が好きな私でも知らなかった映画なんで、よっぽどヒット
しなかったのでしょう。ですからレアー物であることは間違いありません。
最後に、少なくともオールロケーションしたハワイの風景はさすがに
綺麗に撮影されています。
団鬼六 OL縄奴隷 (1981)
2019-11-11
団鬼六 白衣縄地獄 (1980)
2019-11-11
帰って来た若旦那 (1955)
2019-11-09
最後の切札 (1960)
2019-11-09
オッサンのたわ言 27
2019-11-08
・たびたび話題にした映画求婚専科ですが11月にCSのザ・シネマで
字幕版が12月に何と吹替版が放送されます。
今回、奇跡の放映だと思いますので、ぜひこの機会に!!!
50年前の吹き替えのレジェンドたちに会えます。
・新東宝の幻の映画「九十九本目の生娘」がYOUTUBEに
アップされてるの知ってますか?
DLするなら今のうちです。
ここにあります。
宇能鴻一郎のあつく湿って (1979)
2019-11-07
父ちゃんのポーが聞える (1971)
2019-11-05

難病にかかった中学生の女の子が発病してから亡くなるまでの
実話を元にした東宝映画で当時、人気アイドルだった吉沢京子を主演に
据えています。監督は石田勝心。今月、日本映画専門チャンネルで
やってます。
私の記憶ではオーディションで素人を採用して作った映画の潮騒
(今や完全に忘れ去られた映画)と同時放映だったはずで、そっちを
観たついでに観ました。
吉沢京子を知ってる我々世代には、彼女が出ている時点で、単なる
アイドル映画の印象を持たれてしまったのがこの映画の不運でした。
逆に今回、彼女を知らない若い人たちにとっては、この映画の彼女は
とても健気で愛らしく見えたでしょう。
尚、共演は父親が小林桂樹、継母を司葉子、他に藤岡琢也など
芸達者が出ています。
若い人向けに書いておきますが、吉沢京子はテレビドラマの
柔道一直線から人気が爆発したアイドルで、同じくテレビから
飛び出したアイドル岡崎友紀と当時人気を二分してまして
クラスの男子が吉沢京子派と岡崎友紀派に分かれた程の人気
だった事を付け加えておきます。
団鬼六 女教師縄地獄 (1981)
2019-11-05
女は夜霧に濡れている (1962)
2019-11-01