歌え!青春 はりきり娘 (1955)
2020-05-22
薔薇合戦 (1950)
2020-05-20
十七才の断崖 (1957)
2020-05-19

根上淳、叶順子の主演の大映映画で監督は原田治夫。
今月、衛星劇場でやっています。
高校教師の根上淳が連休中に根上の故郷を訪れた教え子の
女子高校生(叶順子)を案内しているうちに、事故で帰れなくなり
旅館で一夜を過ごすことになるのだが、そこへ二人を捜索中の
刑事たちが現われ、二人の事を誤解した周りの人々によって
騒動に発展していく話です。
この映画はストーリーよりも、共演者が面白い。
叶順子の二人の妹役に子役時代の高野通子と葉山葉子が
さらに同級生の一人に新人のクレジットで鶴田和子名義(本名)の
仁木多鶴子、さらにさらに、その姉でミスユニバースの日本代表
だった近藤美恵子が出演していますので、彼女たちを探す
だけでも十分楽しめます。
幌馬車は行く (1960)
2020-05-16
天の夕顔 (1948)
2020-05-15
拳銃無頼帖 明日なき男 (1960)
2020-05-13
大阪野郎 (1961)
2020-05-11
拳銃無頼帖 不敵に笑う男 (1960)
2020-05-10

久しぶりに赤木圭一郎であります。「拳銃無頼帖シリーズ」の
3作目で監督は野口博志。
早射ちの竜(赤木圭一郎)が親分(二本柳寛)のために対抗する
ヤクザの藤村有弘を撃ち、その刑期を終え金沢に戻って来るところ
から映画がスタートする。
で赤木がやることは3つ
弟分の青山恭二と同棲している妹(吉永小百合)たちを町から
逃がしてやること。
恋人を殺した(事故で死んでいることになってて姿は見せない)の
犯人を探すこと。(笹森礼子はその妹役で洋裁店をやっているが
二本柳寛に言い寄られている)
もう1つが二本柳寛と藤村有弘の両方の組織をつぶすこと。
(二本柳がニセのダイヤモンド、藤村がニセ札を用意して
取引をしようとする、のはお笑いです)
でコルトの謙(宍戸錠)ですが藤村に雇われてニセ札を運ぶのと
ダイヤモンドを鑑定することなんですが、何かにつけ赤木を
助けてくれる役です。
(赤木さんは完全に食われてます)
俺の故郷は大西部 (ウエスタン) (1960)
2020-05-09

「赤いランプの終列車」から「月は地球を廻ってる」まではすべて
モノクロでしたが、これだけはカラーで撮影されてます。
和田浩治が主演で相手役はお約束の清水まゆみで
監督は西河克己。
これももちろん60分くらいのシスターピクチャーです。
映画「OK牧場の決闘」にも描かれたワイアット・アープと
クライトン一家との対決を、その孫たちが何と日本でもう一度
相まみえると言う奇想天外なストーリーですが、今となっては
マニアの間でも有名な映画になっています。
この映画には当時のポップス系の歌手が多数出演しています。
(この映画では必ずしもポップスを歌っていませんが)
守屋浩、井上ひろし、田代みどり、かまやつヒロシ、森山加代子、
平尾昌章と言った歌手たちです。
ロカビリーの三人ひろしは当時有名でしたが、守屋浩、井上ひろし、
かまやつひろし、に水原弘も加え、本当は誰が三人ひろし
なんだろう?
月は地球を廻ってる (1959)
2020-05-07

まだまだ続く50分たらずのシスターピクチャー。
これは当時のフラフープブームに便乗して作られた、中島そのみが
歌う同名の曲を膨らませて作った映画で、岡田真澄と中村万寿子が
主演のコメディー映画で監督は私が好きな春原政久。
映画は広告会社に勤める営業マンの岡田真澄と恋人の
中村万寿子がスッタモンダしながら、最後に結ばれるまでを
描いています。
そんな二人を邪魔する形になるのがタレントの卵の中島そのみ。
岡田が宣伝用に中島そのみと結婚式をあげたことを中村に
本当の結婚式と誤解されたのをキッカケに二人の間に割って
入ってきます。
ラストの方でフラフープコンテストが行われるんですが、当時
似たような事が行われていたかも知れません。
(若い女性たちが誰が最後までフラフープを下に落とさずに
続けられるかと言う、単純なゲーム)
中島そのみですが、日活作品に少し出た後、東宝に移籍して
団令子、重山規子と三人であの「お姐ちゃんシリーズ」で
大ブレイクする事になります。
情熱の花 (1960)
2020-05-06
単車で飛ばそう (1959)
2020-05-03
可愛い花 (1959)
2020-05-02

ザ・ピーナッツの同名のデビュー曲を元に作った歌謡映画で
監督は井田探。これも50分程度のシスターピクチャーです。
化粧品会社の社長の母(相馬千恵子)と往年のスター歌手
だが現在は落ちぶれてピアノの調律師をしている父(松下達夫)に
別々に双子とも知らずに育てられた二人が歌手として成功する
までを描いたストーリーです
「赤いランプの終列車」と同じように岡田真澄がラジオの株式市況
ばかり聴いているレコードディレクター、白木マリはその妻で私立探偵
を演じています。
1962年に東宝で作られたピーナッツの映画「私と私」と似てますが
シチュエーションがかなり異なっています。
洋画だとヘイリー・ミルズが二役を演じた「罠にかかったパパとママ
The Parent Trap」( ブライアン・キースとモーリン・オハラが父母)が
似たような話でした。
でピーナッツは映画の中でカテリーナ・ヴァレンテで有名な「情熱の花
(PASSION FLOWER)」と「ちゃっきり節」(これも初期のお馴染みの曲)
と最後に「可愛い花」を披露しています。
あと、話の筋とは無関係ですが、当時の電気冷蔵庫(電源のない
冷蔵庫もあったんで)は下にペダルが付いてて、それを踏んで
開けてたことを思い出しました。
赤いランプの終列車 (1958)
2020-05-02

私が持ってる8ミリテープに古い歌謡映画がいくつかありまして
DVD化しようとしてるんですが、当然ラベルがない(笑)
んで、チマチマ作り始めました。
これは春日八郎の芸能生活10周年を記念して作られた映画で、
彼自らが主演でタイトルは彼の同名のヒット曲から取っています。
インチキ芸能プロダクションをやってる岡田真澄やそのライバルの
白木マリ(こちらは真面)が共演しています。
監督は俳優でもある小杉勇。
50分くらいのシスターピクチャーです。
車掌をしている春日八郎(映画の中の役名も一緒)が歌手に
なって成功するまでのサクセスストーリーです。(歌謡映画は
こう言う作り方が一番合ってます)
当時、彼が所属していたキングレコードと協賛していたようで
所属歌手がゲスト出演しています。

映画のタイトル

平尾昌晃がロカビリー風にアレンジした「聖者が街にやってくる
(When The Saints Go Marching In)」を歌ってます。
プレミアリーグのサッカーチームのサウサンプトンの愛称は
セインツでこの曲がチームの応援歌になっているのを、
50年前にサウサンプトンが来日して日本代表と試合を
した時に、当時のアナウンサーが話していたのを思い
出しました。


有名な民謡歌手の斉藤京子さん。
「北海盆唄」はドリフターズの歌ではありません(笑)


当時、人気歌手だった三船浩


若原 一郎と言えばこの曲「おーい中村君」
彼の代名詞ですね。そういえば彼の娘さんの
若原瞳さんは美人だったなあ


素晴らしい歌唱力だった石井千恵さん
彼女の代表曲の「吹けよ木枯し」
この映像は貴重です

説明不要の大スター三橋美智也


大津美子の「銀座の蝶」
「ここに幸あり」ほどではありませんが
彼女の代表曲の1つ
あと日活のスターたちもゲストで出ています。

長門裕之
岡田真澄の事務所にワンタンの出前に来る店員
一杯30円なり まあ当時はそんなもんでしょう

電気代を払わない岡田真澄の電気を止めに来る工事屋
の青山恭二

ラスト近くの春日八郎のリサイタルに現れ
花束を渡す香月美奈子
美人!

同じく丘野美子
目がぱっちりした美人でした

ラストに出て来る車掌の葉山良二

春日が歌手になろうと上京する時に偶然乗り合わせた、
やはり野球の選手になるテストを受けに行く設定の
国鉄スワローズ時代の金田正一