誰も作らない映画のDVDラベル 2020年09月
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誰も作らない映画のDVDラベル

オッサンたちの為に作ってます!!

若い人 (1962)

若い人

石坂洋次郎の原作で何度も映画やテレビになってる作品ですが、
発表されたのが意外に古く戦前なんですね。

これは1962年に日活で映画化された男性教師が石原裕次郎
女性教師に浅丘ルリ子で女子高校生が吉永小百合と言う、当時
考えられた最高の組み合わせの配役で作られ監督は西河克己
三浦光子、大坂志郎、北村和夫、小沢昭一、村瀬幸子
などが共演。

近々、BSで放送されるようなのでラベルを作ってみました。

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刑事マディガン Madigan (1968)

刑事マディガン

刑事マディガン

大スター、リチャード・ウィドマークが主演のニューヨークが舞台の刑事
アクション映画で監督はクリントイーストウッドのポン友ドン・シーゲル
この役は彼のキャリアの中でも代表作になり本国ではテレビ化されて
いるようです。
近日中にBSで放送されるようなので、ラベルを作ってみました。

リチャード・ウィドマークが自分の不注意で拳銃を盗まれてしまい、上司
ヘンリー・フォンダ)から72時間以内に解決するように言われ
必死の捜査をする刑事マディガンを演じています。彼の相棒の
刑事役がハリー・ガーディノで、妻役をブロンドの美人女優だった
懐かしいインガー・スティーヴンスが務めています。他に当時
結構売れていたスーザン・クラークも共演しています。

インガー・スティーヴンスで思い出すのは子供の頃に見ていた
テレビ番組の「すてきなケティ」です。
(多分、これが日本で彼女の一番有名な作品でしょう)
1970年に謎の死をとげて若くして亡くなっています。

当時、ジョージ・マハリスの主演の私立探偵のテレビシリーズの
「ジグザグ」で相手役をすることが決まっていて、日本で放送される
のを楽しみにしていた頃の死だったので良く覚えています。
(このドラマはイヴェット・ミミューが代役を努め、日本でも放映された
んで覚えている人もいるでしょう)

近世名勝負物語 血闘 (1953)

近世名勝負物語 血闘

根上淳が主演の拳闘を扱った大映映画で、日本で戦後初めて
ボクシングの世界チャンピオンになった白井義男さんをモデルに
している映画で監督は仲木繁夫。今月、衛星劇場でやっています。

上に書いたとうり、戦地より復員した根上淳が苦労の末、世界
チャンピオンなるまでを、彼を支えてくれた沢村美智子と 南田洋子
二人の女性との恋愛ドラマを絡めて描いています。
(私が小さい頃は、ボクシングよりも拳闘と言う言い方が
一般的でした)

人間関係は根上の昔の恩師は他界していて、その娘で根上の
許嫁の南田洋子は、今は引退した名拳闘家の三田隆の世話に
なっていて、その弟の北原義郎は現役のボクサー(根上のライバル)、
一方、根上は岡譲司、平井岐代子夫婦のジムの所属し、セコンドを
やってる潮万太郎、岡村文子夫婦のところに下宿、行きつけの
飲み屋のマダムが霧立のぼるでそこの女給が相手役の
沢村美智子。で江川宇礼雄が日系人で根上に拳闘を教える
コーチの役割として登場します。

みんないい人が多く、悪人はあまり登場しません。
沢村美智子、南田洋子の二人は当時20歳くらいの頃で
二人とも本当に綺麗です。

坊ちゃんの主将 (1957)

坊ちゃんの主将

高島忠夫が主演で富士映画製作、新東宝配給の青春映画で
監督は近江俊郎「坊ちゃんシリーズ」の1本。

まあ、この作品に関して言えば加山雄三の「若大将シリーズ」みたいな
映画です。

スポーツはボート競技のエイトと言うマイナースポーツ。
(8人でロールを漕いで、先頭に声掛けするメンバーいる競技)

高島忠夫は築地のかつお節屋のせがれで、それなりに裕福。
母は既に他界、父親が柳家金語楼で妹が川田孝子
競技は2年続けてライバル校に負けてる状態。
部の資金集めのダンスパーティーで高島忠夫が1曲歌ってます。
このあたりは「若大将シリーズ」と同じですね。
(金語楼さんの姪の小桜京子が女中役で出ています)

松本朝夫、坊屋三郎、三村俊夫(村上不二夫)、 大江満彦、
白川晶雄あたりがボート部の仲間で、相手役の三ツ矢歌子
松本朝夫の妹で二人の父親を古川ロッパが演じています。

また、近江俊郎がゲスト出演で1曲歌い、最後のボートレースの
実況は宮尾たか志が努めています。
他に野々村律子、毛利啓子が少し出演。

乾いた湖 (1960)

乾いた湖

三上真一郎が主演の松竹映画で監督は篠田正浩
今月、衛星劇場でやっています。

60年安保闘争を背景にした、当時の大学生たちを描いた
作品で、最初から期待してなかったんですが、私の好みの
映画ではありませんでした。

岩下志麻のデビュー作と言うことですが、結局、彼女の女優人生は
始めっから篠田監督なんですね。

山下洵一郎、高千穂ひづる、炎加世子、小坂一也、伊藤雄之助、
鳳八千代などが共演ですが、炎加世子と言うセクシーな女優が
気になりました。

風速七十五米 (1963)

風速七十五米

ネオンサイン等の広告塔を専門に建てる建設会社の争いを
描いた大映映画で主演を宇津井健、田宮二郎、叶順子が演じ
監督は田中重雄

三人は大学時代からの友人の設定で、叶順子の父親の
見明凡太朗が社長である会社が建てた医薬品会社のネオンサインが
完成直後に爆破されてしまう。映画を観ていると、ライバル会社の
菅井一郎一味の仕業と直ぐに解かる。
田宮二郎はその配下でその実行部隊の責任者。
宇津井健が叶順子の恋人?で、事件を解明しようと活躍する話です。
(その後、見明凡太朗が殺し屋の高松英郎に撃ち殺される話も
盛り込まれています)

石原裕次郎「風速40米」の後に作られたんで、「風速35米」
とかのタイトルは付けられなかった訳ですが、それにしても随分と
フッカケましたね。

尚、この作品が叶順子さんの引退作品になっています。
ネットなどでは、カラー撮影用のカメラによる視力の低下の為、
となっています。
山本富士子、京マチ子、若尾文子に代わって大映の看板女優と
なるのは彼女以外に考えられないときだったんで、ご本人に
とっても残念だったでしょう。
そのためなのか、この映画は彼女の目を気遣ってモノクロで
撮影されています。

乾杯!東京娘 (1952)

乾杯東京娘

宮城野由美子、三田隆、香川京子の主演の大映映画で
監督は木村恵吾。今月、衛星劇場でやっています。


宮城野由美子は質屋の娘で病院を経営し、ラジオで歌まで歌う
スーパーレディーで映画は彼女とその病院に勤める医師の
三田隆と彼の下宿先の娘の香川京子の3人が繰り広げる
ラブコメディーです。

東京の青山界隈が舞台になってるんですが、何処なのかよく
解からない。(ビルがあんまりない時代)

宮城野由美子と香川京子の二人はラジオの歌番組にでるん
ですが、二人ともこの映画のタイトルの「乾杯!東京娘
を歌います。(宮城野さんはもう1曲歌ってます)
香川さんが歌ってるシーンは貴重で、彼女が出てるのは
のど自慢大会で司会は宮田輝が務めています。

共演は宮城野さんの父親が菅井一郎、香川さんの母親を
浦辺粂子が演じています。
また、三田隆ですが有名な国木田独歩のお孫さんんで、
大映時代はかなり売れていたようですが、長続きせず
若くして亡くなっています。

太陽の季節 (1956)

太陽の季節

今日、NHK BSプレミアムで放送されるんで作ってみました。
石原慎太郎原作の有名な作品の映画化で長門裕之、南田洋子
ご夫妻の結婚のキッカケになった映画で監督は古川卓巳

太陽族なる流行語まで生んだ原作なんで説明不要でしょう。
また、大スター石原裕次郎のデビュー作としても有名です。

好色家族 狐と狸 (1972)

好色家族狐と狸

田中真理の主演のコメディー調のロマンポルノで私が好きな作品。
監督は田中登で今月、衛星劇場でやっています。

母親(堺美紀子)がガンで余命幾ばくも無いことがわかり、その彼女が
持っている時価2億円とも言われているダイヤをめぐり、彼女の5人の
娘とその周りにいる男たちの色と欲とが絡んだ大騒動を
描いています。

5人の娘の内、田中真理、高山千草、原英美は確認できましたが
他の2人は確認できず。ロマンポルノに詳しくないんで(笑)

学生心中 (1954)

学生心中

さっき衛星劇場でやってた映画。
木村功、宮城野由美子の主演の日活映画で監督は森永健次郎
小谷 剛の同名小説を発表後すくに映画化したようです。
タイトルを見れば結末は解かると思いますので人間関係を少し。

木村功は建築、宮城野由美子は法学を学ぶ学生、中原啓七と
織本順吉
は木村の大学の友人、小林桂樹が中原啓七の兄、
田島義文は木村のアルバイト先の上司、宇野重吉が木村の
叔父で遠山幸子がその娘。また南寿美子が宮城野由美子の
ルームメイトを演じています。

宮城野さんは宝塚出身で退団後、女優をやってたのは5、6年で
人気女優だったようですが、兄弟で監督の兄の方の蔵原惟繕
結婚し引退したようです。

尚、彼女はこの映画のタイトルバックに流れる主題歌(山に散る花)
青木光一とデュエットで歌い、「春はめぐれど!」と言う挿入歌を
劇中で歌っています。

大空の誓い (1952)

大空の誓い

上原謙、久慈あさみの主演の新東宝映画で監督は阿部豊
かなり前に衛星劇場でやってたんですが、今回、ラベルを
作るにあたり見直してみました。

太平洋戦争中、敵味方の空軍のパイロットで、お互いにある島で
別々に不時着してしまい、しばらく一緒に暮らすうちに親友に
なった上原謙とロバート・フレミング

戦後、民間のパイロットになったロバート・フレミング上原謙
再会するために日本にやって来て、偶然知り合った久慈あさみ
力を借りで再会するのですが、この映画の本筋はこの事ではなく、
今は小さな新聞社を経営している上原が、ある造船会社を
乗っ取ろうしているヤクザの江川宇礼雄や彼らを隠れみのにしている
久慈あさみ の父親の小堀誠や政治家の高田稔の不正を
暴こうとするのが本筋で、それに上原謙と久慈あさみの恋も
絡ませています。
香川京子は上原の妹役、また俳優座の創設メンバーの靑山杉作
千田是也、小沢栄太郎がゲスト出演しています。

紅の流れ星 (1967)

紅の流れ星

先日亡くなった大スター渡哲也を追悼してチャンネルNECOで
放送された日活のハードボイルド映画。

日活のレジェンドの舛田利雄石原裕次郎の主演で1950年代に
撮った「赤い波止場」を自らリメイクした作品で、脚本も担当し
監督の故郷の神戸が舞台になっています。
東京である親分を殺して神戸に逃げてきた殺し屋の末路を
描いていて、渡哲也が最初と最後に同じ曲を口笛で吹くのが
カッコイイ。

共演は後にスターになる藤竜也が刑事、杉良太郎が渡の弟分、
ヒロインは浅丘ルリ子、他に松尾嘉代や奥村チヨが共演。
特に美人なのに女優をやってるのを、あまり見たことがない
奥村チヨがゴーゴー風にアレンジした「北国の青い空」を歌い
女優としてもかなり重要な役を演じています。
尚、 宍戸錠は例によって渡を付け狙う殺し屋の役です。

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