近世名勝負物語 血闘 (1953)
2020-09-24

根上淳が主演の拳闘を扱った大映映画で、日本で戦後初めて
ボクシングの世界チャンピオンになった白井義男さんをモデルに
している映画で監督は仲木繁夫。今月、衛星劇場でやっています。
上に書いたとうり、戦地より復員した根上淳が苦労の末、世界
チャンピオンなるまでを、彼を支えてくれた沢村美智子と 南田洋子の
二人の女性との恋愛ドラマを絡めて描いています。
(私が小さい頃は、ボクシングよりも拳闘と言う言い方が
一般的でした)
人間関係は根上の昔の恩師は他界していて、その娘で根上の
許嫁の南田洋子は、今は引退した名拳闘家の三田隆の世話に
なっていて、その弟の北原義郎は現役のボクサー(根上のライバル)、
一方、根上は岡譲司、平井岐代子夫婦のジムの所属し、セコンドを
やってる潮万太郎、岡村文子夫婦のところに下宿、行きつけの
飲み屋のマダムが霧立のぼるでそこの女給が相手役の
沢村美智子。で江川宇礼雄が日系人で根上に拳闘を教える
コーチの役割として登場します。
みんないい人が多く、悪人はあまり登場しません。
沢村美智子、南田洋子の二人は当時20歳くらいの頃で
二人とも本当に綺麗です。
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