怒濤の兄弟 (1957)
2020-12-30

中山昭二と松本朝夫が兄弟を演じる新東宝映画で監督は志村敏夫。
これで新東宝映画のラベルが100本目に到達しました。
このブログを始めた時に新東宝映画のラベルを100作るのが
目標の1つでしたので、それがようやく達成できました。
これには、こんな詰まらないブログを見に来てくれる皆さんの
お陰と感謝致します。
さて映画ですが
兄(中山昭二)が警察の公安担当、弟(松本朝夫)が左翼系の
活動家の兄弟が図らずも対決していくストーリーです。
花岡菊子が母親、三ツ矢歌子が中山昭二の恋人、前田道子が
松本朝夫の恋人を演じています。
映画の最初の方で、松本朝夫が子供たちを紙芝居を使って
思想教育しているシーンがあります。
私も小さいころ公園なんかで紙芝居を見てましたが、
ヒーロー物が多かった記憶があります。
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レッツゴー!若大将 (1967)
2020-12-29
飛びっちょ勘太郎 (1959)
2020-12-28

森繁久彌の主演の東宝の股旅物時代劇で監督は久松静児。
今月、衛星劇場でやってまして、何の予備知識もなく観ている
内に、何だか長谷川伸が書いたような話だなあ、と思ったら
長谷川伸の原作でした(笑)
最初、旅人の勘太郎(森繁久彌)が困ってる女たちを助けながら
旅を続け、女すり(淡路恵子)や岡っ引きの藤山寛美と知り合い
身の上話をするうちに、勘太郎が足軽の家に婿入りして、娘
(峯京子)と祝言を上げてる最中に、彼女に横恋慕する藩の侍
(丹波哲郎)に切り殺されてしまい、その仇を打つための旅だと
解かる。
旅の途中で借金に追われる呉服屋の娘(峯京子の二役)を
助けるのですが、この事が後々長谷川伸らしいい因縁話に
なっていきます。
で
この映画のヒロインは淡路恵子ではなく、二役をやってる
峯京子です。
峯さんは宝塚出身で、この映画では綺麗で輝いています。
東宝のあと松竹や日活で活躍したようです。
他に横山道代、春川ますみ、島倉千代子、子役時代の
二木てるみが共演しています。
ゴー!ゴー!若大将 (1967)
2020-12-28
おーい中村君 (1958)
2020-12-26
西銀座駅前 (1958)
2020-12-26

ひと頃、歌謡映画のラベルを作りましたが、またテープが
出てきました。
フランク永井の同名のヒット曲を膨らませて作った歌謡映画で
50分くらいしかないシスターピクチャーです。
主演は柳沢慎一で監督は何と今村昌平です。
前にも書いたかと思いますが、西銀座駅は銀座線と丸の内線が
繋がっていなかった時代の丸の内線の駅名です。(懐かしい)
話は
銀座で薬局を経営する妻(山岡久乃)の手伝いをしている
柳沢慎一は妻に頭が上がらない。そんな彼が友人の西村晃に
そそのかされ、向かいの店の女店員の堀恭子と浮気をしようと
する話し。妄想と現実が交錯する不思議な映画。
尚、フランク永井は西銀座の駅員ほか何回か登場、もちろん
歌も歌います。
巨匠、今村昌平の珍しいコメディーです。
赤胴鈴之助 三つ目の鳥人 (1958)
2020-12-23
赤胴鈴之助 飛鳥流真空斬り (1957)
2020-12-23
あんみつ姫の武者修業 (1960)
2020-12-22
赤胴鈴之助 (1957)
2020-12-22

最近は全く話題にもなりませんが、私が子供の頃は超の付く
有名キャラクターでした。武内つなよしの原作のマンガはラジオ、
テレビ、映画化され大ヒットになりました。
映画は大映で9作作られ、その内の7本に主演したのが
梅若正二で、背が高くハンサムで大人気になりました。
実はこの年末に、その中から3作が時代劇専門チャンネルで放送
されるので、そのラベルを作ってみました。
これは1作目で、江戸に出てきた鈴之助が千葉 周作(黒川弥太郎)
の門下に入り、剣の修業に励むのですが、故郷にいる祖父が
惨殺されたのを知り、その仇打ちをしようとする話しです。
監督は加戸敏。
確か、2作目と対になってるはずですが2作目もやるのかなあ。
シリーズをとうして、同門の先輩に林成年が、また中村玉緒が
幼なじみのしのぶ役で出演しています。
ハワイ珍道中 (1954)
2020-12-19

新東宝映画のラベル99作目は、新東宝の初の総天然色映画で
ハワイロケまでしたこの映画にしました。
花菱アチャコがトップクレジットで監督は斎藤寅次郎。
話は
アチャコが15年ぶりに日本に帰ってきた。妻の妹(坪内美子)に
預けた娘の江利チエミに会うために・・・。
(チエミは父親は昔亡くなっていて坪内美子が実の母親と信じている。
また、坪内美子もチエミを返したくないので、チエミを死んだことにして
アチャコをハワイに追い返してしまう)
一方、少女歌手のチエミもハワイのプロモーターの伴淳三郎の
招きで、マネジャーの益田喜頓、堺駿二たちとハワイ公演に
向かい、歌の上手い船乗りの田端義夫を加え公演は成功する
のだが、伴淳三郎がいんちきプロモーターでお金を持ち逃げ
したため、全員が大騒動に巻き込まれる、と言う話てす。
アチャコはハワイのパイナップル王の大金持ちの触れ込みですが、
実は本当のパイナップル王の斎藤達雄とその娘の安西郷子に
仕える使用人の設定です。
最後はすべてが、無事解決のめでたし・めでたしです。
せっかく、総天然色でハワイロケまでしてるのに、もったいない映画
になっています。
尚、田端義夫と江利チエミは劇中に2曲ずつ歌ってます。
子役時代の堺正章 親子で共演しています

ミラクルガール (1980)
2020-12-17
婦人科病棟 やさしくもんで (1981)
2020-12-15
8時間の恐怖(1957)
2020-12-13

田舎が舞台で鉄道が止まってしまい、その代替え用のバスに
乗り合わせ、山道をひた走る中で14人の乗客たちが経験する
出来事を描いたサスペンス映画で、監督は鈴木清太郎名義の
鈴木清順。また、カメラマン時代の斎藤耕一監督が原案者として
クレジットされています。
この映画は1957年の3月に公開、同じ年の4月に東宝で
「36人の乗客」と言う同じようなサスペンス映画が公開されてる
のは奇妙な偶然ですね。
実は、駅には大勢のの乗客がいたんですが、2000万円を奪って
逃走している2人組の強盗犯(植村謙二郎、近藤宏)が、こっち
方面に逃げてきていると言う情報が入り、バスに乗る人数が
少なくなってしまったと言う設定になっています。
乗客は左翼系の男女の学生(香月美奈子、二谷英明)、農家の
老夫婦(永井柳太郎、原ひさ子)会社社長夫婦(深見泰三、三鈴恵以子)、
セールスマン(柳谷寛)、赤ん坊を連れた女(南寿美子)、映画会社の
ニューフェース試験に向かう女の子(福田文子)、浮気中の中年女と
若い男(志摩桂子、中原啓七)、娼婦風の女(利根はる恵)、妻殺しの
犯人(金子信雄)と付き添いの刑事(成田裕)。
これで赤ん坊を除いて14人、それにバスの運転手(山田禅二)を
加えた、様々な背景を抱えた登場人鬱が繰り広げる「グランドホテル」
形式のドラマになっています。
それからバスの中で乗客たちが合唱するのはロシア民謡の
「黒いひとみ」です。
甲賀の密使 (1960)
2020-12-08
波止場の王者 (1956)
2020-12-06
ラブ・ゲームは終わらない (1988)
2020-12-04