霧の旗 (1965)
2021-12-30
宇能鴻一郎の濡れて騎る (1982)
2021-12-29
女と味噌汁 (1968)
2021-12-27
愛獣 猟る! (1983)
2021-12-24
愛獣 熱く凌す (1984)
2021-12-22
ちゃらんぽらん物語 (1963)
2021-12-19

伴淳こと伴淳三郎が企画から参加している松竹の人情喜劇で監督は
堀内真直。今月、衛星劇場でやっています。
大阪のしがない興行師の伴淳を中心に中島そのみ、北あけみ、
富永ユキ(本業は歌手でした、レコード持ってます)、香山美子の4人の
娘(腹違いの娘だったり複雑なんで、それは本編で確認して下さい)の
恋模様やお人好しの伴淳の過去の因縁話や巻き込まれるエピソードが
散りばめられている映画です。
中島そのみ、北あけみ、 加東大介、三木のり平、フランキー堺など
東宝から大勢の俳優が貸し出されいるのは伴淳の力でしょう。
あと、当時兄弟漫才で人気だった若井はんじ・けんじのほか、環三千世、
山茶花究、名和宏、黒柳徹子などが共演しています。
書き忘れましたが、劇中に懐かしい船橋ヘルスセンターが出て来ます。
それまで後楽園遊園地の古いジェットコースターしか乗ったことが
なかったので、ここのは物凄く怖かったんで良く覚えています。
確か砂塚秀夫が出てたなあ。
てんやわんや次郎長道中 (1963)
2021-12-15

市川雷蔵が主演の大映のコメディー調の時代劇で監督は森一生。
今月、衛星劇場でやっています。
近くの山で金が出ると言う事で賑わっている宿場にやって来た
旅鴉(実は次郎長)の市川雷蔵が娘たちを売り飛ばそうとしたり、
金を買い占めようする悪人たち(名和宏、夢路いとし、喜味こいし)を
やっつけるのが大筋です。
芦屋雁之助、芦屋小雁、藤田まこと、南都雄二などの子分が親分を
守るため身分を偽って登場します。
女優陣は坪内ミキ子、姿美千子(つい先日、ご主人の元巨人の倉田投手が
亡くなりました)、藤原礼子(若山富三郎の奥さんだった人)が色を添え、
その他、ミヤコ蝶々、茶川一郎、平参平、白木みのる等の関西の
喜劇人が大勢出演しています。
北の宿から (1976)
2021-12-12

これも今月、衛星劇場でやってる田村正和の特集の1本で監督は
市村泰一。有名な都はるみの同名の大ヒット曲に因んで作られた
歌謡映画です。
簡単に言うと田沢湖で出会った天文学者の青年の田村正和と
病院を経営する家の娘の中野良子の悲恋物語です。
人間関係は中野良子の両親が岡田英次、鳳八千代、中野良子の
許婚が医師の有川博。他に下條アトムと原田美枝子が北の宿で
知り合う若いカップル役で共演しています。
また都はるみも宿の女中役で出演、作曲者の小林亜星も顔を出して
います。
田村正和と中野良子のカップルはもう大人だし、いくら両親に結婚を
反対されても強引に突破できたはずで、そもそもこの話の筋立てには
無理がありますね。1回観れば十分の内容です。
雨の中の二人 (1966)
2021-12-10

タイトルを聞いただけで橋幸夫の同名のヒット曲を思い出すくらいに
大ヒットした曲を元にした歌謡映画で、今月の衛星劇場でやってる
田村正和の特集の1本で監督は桜井秀雄。
新潟から幼いころに分かれた姉の葵京子を探しにきた中村晃子が
姉に合えるまでの話を軸に、彼女が偶然知り合った田村正和の
勤める仕出し弁当屋の人々との交流に田村正和との恋や
藤岡弘と新藤恵美の従業員同士の恋を絡めています。
田武謙三、日高澄子が仕出し弁当屋の主人夫婦、田中晋二、
高畑喜三、曽我廼家一二三、加藤勉などが従業員役で
その他、佐藤英夫、江戸家猫八等が共演しています。
尚、橋幸夫は仕出し屋の近くで公演している本人役で出演
主題歌を最初と最後で歌っています。
黒帶三国志 Rainy Night Duel (1956)
2021-12-09
次郎長外伝 石松と追分三五郎 (1957)
2021-12-08
女中さん日記 (1956)
2021-12-05


南左斗子が主演の大映の45分くらいしかないシスター
ピクチャーで監督は村山三男。今月、衛星劇場でやっています。
彼女が谷崎碧の名義で出演した東宝映画の「愛の歴史」の彼女の
演技が名画座ファンの間で話題ですよね。
さて、この映画は田舎から出て来たばかりの女中の南左斗子が、
初めての公休日で出かけた銀座での出来事を中心に、正に日記と
言っていい内容の映画です。
彼女が住み込んでいる家の家族は父母(花布辰男、平井岐代子)、長女
(清水谷薫・映画監督の須川栄三の最初の奥さん)、長男(入江洋佑)、
次女(村田定枝)の5人家族。
で銀座で出会うのが同郷の先輩の矢島ひろ子(相変わらず美人)と
彼氏の中條静夫(清水谷薫と二股している)。
相手役の品川隆二と出会う楽器店はヤマハ楽器なのか?
山野楽器なのか?十字屋楽器なのか?
あと近所の女中たちが集まる親睦会があったりで、まだ一般家庭にも
女中さんが普通にいた時代だったのが解ります。
追記
・もう一度見たら楽器店は十字屋楽器ですね。名前がありました。
・子役時代の松岡きっこは田舎に残した妹役ですね。
回想シーンの1シーンの出演です。確認して下さい。
出演者を何人か紹介

南左斗子の奉公先の長女の
清水谷薫

南左斗子の奉公先の次女の
本名の村田貞枝名義の北林早苗
美人は子供の頃も美少女です

田舎の妹の松岡きっこ

同郷の先輩の矢島ひろ子
いつも美人

中條静夫
清水谷薫と矢島ひろ子に二股している
画家の役
お役者変化捕物帖 血どくろ屋敷 (1961)
2021-12-03



高田浩吉主演の「お役者変化捕物帖シリーズ」の2作目で監督は
河野寿一。今月、東映チャンネルでやっています。
高田浩吉は前回と同じよろず相談屋の霞一平と役者・菊之丞の二役で
取り巻きの内、星十郎の半七は同じで、お光役は花園ひろみから扇町景子に
交代、また品川隆二は全く別の役で出演しています。
話は金座を営む北竜二の後妻に娘の千原しのぶを嫁がせ、金座の乗っ取り
を図ろうとする勘定奉行の坂東好太郎の野望を打ち砕く霞一平の活躍を
描くのが大筋です。
霞一平は金座に奉公している大川恵子(北竜二の妾の子の村田天作を
知っている数少ない奉公人)が命を狙われ、その兄の品川隆二も襲われ
一平に助けを求めたことから事件に関わっていくことになる。
他に若山富三郎、茶川一郎、若水ヤエ子、赤木春江などが共演。
尚、映画の最後に次回作を匂わす形で終わりますが3作目は
作られていないようです。
この声なき叫び (1965)
2021-12-02