唐手三四郎 (1951)
2020-08-13

新東宝の唐手(空手になる前は一般的に使わていたようです)
映画に犯罪映画をくっつけたような映画で藤田進がトップ
クレジットですが、実質的には岡田英次が主演で監督は
並木鏡太郎。今月、衛星劇場でやっています。
まず、人間関係ですが
大学の唐手部の師範の藤田進、その教え子が岡田英次と
川喜多雄二、学生ではないが唐手の稽古に来ているのが
香川京子、二人の下宿先の家の母親が坪内美子で娘が
大谷伶子。
大谷伶子が好きな川喜多が岡田との仲を邪推して喧嘩になり
岡田が川喜多を負傷させてしまい、その治療代を稼ぐ為に
アルバイトに行くのが横浜の湾岸の仕事をしている 清水将夫の
所(多分、何かの密輸だと思いますが悪事をしている)。でその
用心棒が藤田のかつての唐手のライバルの月形龍之介。
また、清水が面倒をみている沖縄酒場の女給に浜田百合子。
話は藤田と月形の坪内美子をめぐる昔の因縁話しと、
清水将夫一味の悪事を暴くことを中心に進んでいきます。
終わりに近づくと香川京子は何のために出ているのか?、と言う
疑問が沸いてくるんですが、最後に彼女が婦人警官で
潜入捜査をしていたのが解かります。
- 関連記事
-
- 怒濤の兄弟 (1957) (2020/12/30)
- ハワイ珍道中 (1954) (2020/12/19)
- 波止場の王者 (1956) (2020/12/06)
- 女大学野球狂時代 (1956) (2020/10/21)
- 坊ちゃんの主将 (1957) (2020/09/22)
- 大空の誓い (1952) (2020/09/01)
- 大虐殺 (1960) (2020/08/22)
- 唐手三四郎 (1951) (2020/08/13)
- 天の夕顔 (1948) (2020/05/15)
- 半處女 (1953) (2020/03/29)
- 恋の蘭燈 (1951) (2019/09/07)
- 検事とその妹 (1956) (2019/07/08)
- 暁の急襲 (1951) (2019/05/13)
- 裸女と殺人迷路 (1959) (2019/05/11)
- 森繁のデマカセ紳士 (1955) (2019/05/09)
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事へのトラックバックURL
http://omi736.blog.fc2.com/tb.php/1156-9ee10bc7