ハワイ珍道中 (1954)
2020-12-19

新東宝映画のラベル99作目は、新東宝の初の総天然色映画で
ハワイロケまでしたこの映画にしました。
花菱アチャコがトップクレジットで監督は斎藤寅次郎。
話は
アチャコが15年ぶりに日本に帰ってきた。妻の妹(坪内美子)に
預けた娘の江利チエミに会うために・・・。
(チエミは父親は昔亡くなっていて坪内美子が実の母親と信じている。
また、坪内美子もチエミを返したくないので、チエミを死んだことにして
アチャコをハワイに追い返してしまう)
一方、少女歌手のチエミもハワイのプロモーターの伴淳三郎の
招きで、マネジャーの益田喜頓、堺駿二たちとハワイ公演に
向かい、歌の上手い船乗りの田端義夫を加え公演は成功する
のだが、伴淳三郎がいんちきプロモーターでお金を持ち逃げ
したため、全員が大騒動に巻き込まれる、と言う話てす。
アチャコはハワイのパイナップル王の大金持ちの触れ込みですが、
実は本当のパイナップル王の斎藤達雄とその娘の安西郷子に
仕える使用人の設定です。
最後はすべてが、無事解決のめでたし・めでたしです。
せっかく、総天然色でハワイロケまでしてるのに、もったいない映画
になっています。
尚、田端義夫と江利チエミは劇中に2曲ずつ歌ってます。
子役時代の堺正章 親子で共演しています

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