妻あり子あり友ありて (1961)
2022-10-04

佐田啓二と大木実が主演の松竹映画で監督は井上梅次。
今月、衛星劇場でやっています。
大正の終わりから戦後の60年安保の時代までの親友同士の二人の
警察官の半生を描いている作品です。
先ず驚くのが、この作品が150分以上もある当時としては非常に
長い映画だと言うことです。
映画の前半が大木実が中心、大木が途中で亡くなってしまう事も
あるのですが、後半は佐田啓二が中心の作品になっています。
高千穂ひづるが大木の妻、その息子に津川雅彦、乙羽信子が
佐田啓二の妻、桑野みゆき、三上真一郎がその子供たちで、他に
佐々木孝丸、須賀不二男、水戸光子、山路義人、市川男女之助、
青山宏、牧紀子、安部徹、十朱久雄、北竜二など書ききれない程の
豪華な配役です。
尚、映画の最後の方の佐田啓二の永年勤続の表彰シーンに
当時現役の警視総監だった原文兵衛が出演しています。
と言うことは、当時の警察は過酷な警察官の激務と、その陰で
犠牲になっている彼らの家族たちの生活を容認していたことに
なりますね。
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