狸になった和尚さん (1946)
2022-12-15

ワールドカップの間はお休みをさせていただきましたが、残りが
3位決定戦(どうでもいい試合)と決勝戦だけとなりましたので
ボチボチ再開させて頂きます。
昔はワールドカップの中継はなく録画でしたが、あのペレや
イングランドのボビー・チャールトン、西ドイツのウーヴェ・ゼーラーが
まだ現役の代表チームの選手だった1970年のメキシコ大会
(当時は16カ国しか出られなかったんですよ)から観ている
老いぼれで、日本は野球の国でワールドカップなんて夢の夢の時代
だったので、日本が毎回当然のように出場している時代に生きる
若い人たちが羨ましい限りです。
で今回は戦後すぐに作られた羅門光三郎が主演の大映映画で
監督が私の好きな春原政久。今月、衛星劇場でやっています。
ある村の旧家の当主の見明凡太朗が亡くなり、その莫大な遺産を
故人の遺志を尊重して、東京から来た次男の未亡人の相馬千恵子と
その息子に相続させようと、故人の幼な馴染みの羅門光三郎演ずる
和尚の奮闘を描いているのが大筋です
共演は吉川英蘭、須藤恆子、平井岐代子、潮万太郎、小林桂樹
などですが、小林桂樹は私が観た中で一番古い作品かも知れません。
この後に作られる「青い山脈」と同様、当時の日本人に民主主義を教え
こもうとする一種の国策映画と言えるでしょう。
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