銀座二十四帖 (1955)
2018-10-19


衛星劇場の川島雄三監督の特集は未だに松竹時代の作品を
やってますが、そろそろ日活時代に突入するんで今のうちに
この映画のラベルと思い作りました。
銀座を愛し、そこで花屋を営む三橋達也がそこへ花を買いに来た
婦人(月丘夢路)と知り合いになり、この二人を中心に、周りの人々の
人間模様が描かれて行く。画廊に飾ってある月丘さんの少女時代を
描いた肖像画の作者は誰なのか?、とか月丘さんの行方不明の
旦那(河津清三郎)は何処にいるのか?、と言ったミステリーじみた
話も盛り込まれ、我々を飽きさせません。
そんな中、三橋の花屋の売り子の浅丘ルリ子や月丘さんの姪を
演じる北原三枝の二人が映画全体を明るくしてくれています。
また、有楽町、銀座から築地界隈までをロケーションしていて
今となっては大変貴重です。あのあたりは川や水路がいっぱい
あったわけで、それが見事に撮影されています。私も銀座は
昔からとっても好きな街です。
尚、森繁久彌の有名な銀座の雀を主題歌に使い、またナレーションも
努めています。
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