内海の輪 (1971)
2022-08-16
火曜日の女シリーズの山峡の章 と 七人の刑事 終着駅の女 が放送に!
2022-08-16
・火曜日の女シリーズの山峡の章
シリーズの中で唯一の松本清張が原作の作品で
1972年 全7話で主演が大空眞弓
2022/09/18(日)16:00〜からAXNミステリーチャンネルで放送予定
・七人の刑事 終着駅の女
こちらは日本映画専門チャンネルで10月に放送予定です
1965年の日活映画の製作で堀雄二、芦田伸介、菅原謙二、佐藤英夫、
城所英夫、美川陽一郎、天田俊明と全員がテレビと同じ七人なのが嬉しいです
笹森礼子さんがメインゲストなのもいいですね
楽しみです
シリーズの中で唯一の松本清張が原作の作品で
1972年 全7話で主演が大空眞弓
2022/09/18(日)16:00〜からAXNミステリーチャンネルで放送予定
・七人の刑事 終着駅の女
こちらは日本映画専門チャンネルで10月に放送予定です
1965年の日活映画の製作で堀雄二、芦田伸介、菅原謙二、佐藤英夫、
城所英夫、美川陽一郎、天田俊明と全員がテレビと同じ七人なのが嬉しいです
笹森礼子さんがメインゲストなのもいいですね
楽しみです
ザ・スパイダースの大騒動 (1968)
2022-08-14

ザ・スパイダースの日活での3作目の映画で監督は森永健次郎。
今月、衛星劇場でやってます。
ザ・スパイダースの乗った車が奈美悦子、川口恒のそれぞれが運転する
車と三重事故を起こしてしまう。
それをキッカケに堺正章と井上順が奈美悦子を好きになり恋のさや当てを
することに・・・。特に堺正章に空想壁がある設定で、その空想が映像になって
現れる寸法になっています。
恋の結末は書きませんが川口恒が出ている時点でお察しください。
今回も主題歌になっている「あの時君は若かった」ほか、彼らの歌と演奏は
タップリ聴けます。
共演は青空はるお、青空あきお、獅子てんや、瀬戸わんやの漫才コンビや
楠トシエ、佐々木梨里、集三枝子(日活に出てる!)、由利徹などです。
黒の奔流 (1972)
2022-08-13
今宵妻となりぬ (1947)
2022-08-11

高峰三枝子、宇佐美淳也、入江たか子が主演の大映のメロドラマで
監督は田中重雄。今月、衛星劇場でやってます。
高峰三枝子は両親は既に他界しているが、病院の御令嬢で病院の院長を
している叔父夫婦(吉井莞象、岡村文子)とその娘の葉山千惠子と同居
していて、亡くなった兄の未亡人の入江たか子が病の療養で熱海に
婆やの浦辺粂子と暮らしている。
でその病院の内科医として兄の親友でもある宇佐美淳也が赴任する。
映画はその3人を中心にメロドラマが展開されて行きます。
戦後すぐだというのに、まわりを含めて裕福な人たちが出て来ます。
高峰さんは如何にも、お嬢さんと言う感じて、明るく少しわがままな設定
になっています。全体的にそんなに暗い作品ではありません。
この作品はテレビ初放送のようなので、少しキャプチャーしてみました。

映画のタイトル

高峰三枝子
この映画のヒロイン 説明不要の大女優
さすがに超美人です

入江たか子
高峰さんの義理の姉
華族のご出身の大女優

宇佐美淳也
若い頃は2枚目スターでした

吉井 莞象(よしいかんしょう)
高峰さんの叔父の役

葉山千恵子
叔父夫婦の娘つまり高峰さんの従妹
同じ年の「蝶々失踪事件」にも出ています

千明明子(ちぎらあきこ)
高峰さんのお友だち
千明みゆき名義でも活躍

皆川麗子名義の美奈川麗子
この時代の大映映画にはよく出ています
堀雄二夫人
高峰さんのお友だち

高田宗彦
高峰さんのお友だち
少年ジェットのブラックデビルで有名です
女優の松本留美さんのお父さん

潮万太郎
高峰さんの見合い相手

浦辺粂子
ここでも婆やさん役
と言ったところ
見合い恋愛 (1969)
2022-08-10
風の視線 (1963)
2022-08-08

今月、衛星劇場で特集している松本清張の同名小説の映画化で
トップクレジットは岩下志麻と園井啓介で監督は川頭義郎。
松本清張の珍しいメロドラマです。
新婚のカメラマンの園井啓介と岩下志麻、それに奈良岡朋子を妻に持つ
新聞社に勤務する佐田啓二と商社マンの山内明を夫に持つ新珠三千代の
4人が複雑に交錯しながら話が進んで行きます。
結末は書かない方がいいでしょう。
この原作は映画化されたのが、この1回のみでテレビ化も70年代に午後の
よろめきドラマに女王だった三ツ矢歌子のものが最後のようで、映像化
された事が少なく、ある意味レアーな作品です。
共演は毛利菊枝、小林トシ子、滝田裕介、細川俊夫、加藤嘉、高宮敬二
など。あと松本清張も出て来ますのでお楽しみに・・・。
哀愁の夜 (1966)
2022-08-08

これも舟木一夫の同名曲を元に作った歌謡映画で彼自身が主演で
西河克己。今月、チャンネルNECOでやっています。
アイドル映画としては、かなり異色で舟木一夫が弁護士の見習いに
扮し、相手役の和泉雅子(オバQのアニメや人形を製作する
プロダクションの代表、と言う凄い設定)の父親の神田隆の会社の
汚職を嗅ぎつけた出版社の編集長が殺された事件で自首をした
幼馴染の藤竜也の濡れ衣を、先輩の刑事の武藤章生の協力で
晴らすまでを描いています。
共演は山本陽子が藤竜也の恋人役の他、木島一郎、浜田寅彦、
波多野憲、大森義夫、菅井一郎など。また浜川智子名義の浜かおる、
中野味和子名義の沢知美、進千賀子などの美人女優が出て来ます
ので探してみて下さい。
高原のお嬢さん (1965)
2022-08-07
無宿人別帳 (1963)
2022-08-06

これも今月衛星劇場でやっている松本清張の特集の1本で
江戸時代の佐渡を舞台にした松竹の時代劇で、佐田 啓二が
トップクレジットで監督は井上和男。
この映画の物語の柱は新任の佐渡金山の奉行の田村高廣が
部下の二本柳寛と豪商の小堀明男の不正を暴こうとする話と、
二本柳寛が妻の岡田茉莉子と元御家人の無宿人の佐田 啓二の仲を
疑った二本柳寛が佐田啓二を無宿人に陥れたけでなく、金山で
彼を事故に見せかけて殺そうと企てる話を柱にしていて、
そこから、田村高廣が邪魔な小堀明男が無宿人の三國連太郎を
使い、無宿人の大量脱走を企て田村高廣の失脚させようとした為に
クライマックスの悲劇になって行きます。
殆んどの登場人物が死んでしまい生き残るのは、ほんの少しです。
長門裕之、津川雅彦、宮口精二、中村翫右衛門、伴淳三郎、
岩本多代、左幸子、富田仲次郎、渥美清、三上真一郎、川辺久造、
天王寺虎之助、須賀不二男、永田光男、西村晃、河原崎次郎
など豪華な配役になっています。
作品の性質上、金山坑内や夜のシーンが多く、多少見ずらい気が
しますし、見終わった後味がよくありません。
波の塔 (1960)
2022-08-04
虹の中のレモン (1968)
2022-08-04

ヴィレッジ・シンガーズの同名曲を元に作った松竹の歌謡映画で
主演は彼らと竹脇無我・尾崎奈々で監督は斎藤耕一。
今月、衛星劇場でやってます。
鎌倉の豪邸を管理する執事の美川陽一郎と娘の葉村エツコと
その友人で託児所の先生の尾崎奈々は、そこの主の加東大介が
仕事で殆ど帰宅せず息子の竹脇無我も家出しているので、
その豪邸を子供たちに解放していたが、人手が足りずに困り、ちょうど
休暇で鎌倉に来ていたヴィレッジ・シンガーズを彼らと知らずに
アルバイトに雇う。(もっとも彼らは子供たちに有名なので直ぐに
彼らと解かる)
で子供たちと遊んでいたヴィレッジ・シンガーズたちは、家出した
息子が自分たちの知り合いだと解り、皆で協力して加東大介と
竹脇無我の仲を取り持ってあげる、と言うおとぎ話のような
他愛もない話に、竹脇無我と尾崎奈々の恋を絡めています。
尚、中山仁がヴィレッジ・シンガーズの兄貴分の雑誌記者で
出演しています。
加藤大介と沢村貞子の姉弟が離婚した夫婦の役なのは笑えます。
それにしても尾崎奈々さんは本当に可憐です。
で少しキャプチャーしてみました

映画のタイトル
ヒロインの尾崎奈々さんのアップ

美川陽一郎
何てったって「七人の刑事」が有名

葉村エツコ
歌の他に当時はバラエティーにも出ていた記憶が
懐かしい人です

尾崎奈々と葉村エツコ

天路圭子
ヴィレッジ・シンガーズのマネージャー役
一時期、寺山修司の奥さんだった人

白木みのる
御用聞きの役で少し出演
どう考えても「てなもんや三度笠」のイメージ

トリオ・スカイライン
押し売りの三人組で登場
左から原田健二、小島三児、東八郎
当時はてんぷくトリオに次ぐ人気のお笑いトリオでした

牧伸二
ヴィレッジ・シンガーズが出演したサマーランドでの司会役

ケロヨン
劇団木馬座の人気キャラクターだった
広い天 (1959)
2022-08-02
どろ犬 (1964)
2022-07-28
ザ・スパイダース にっぽん親不孝時代 (1968)
2022-07-26
外濠殺人事件 (1960)
2022-07-20
学園広場 (1963)
2022-07-16
北国の街 (1965)
2022-07-14
クレージーの花嫁と七人の仲間 (1962)
2022-07-11

これも先月までやっていた番匠義彰特集の松竹映画で彼お得意の
「花嫁シリーズ」にクレージー・キャッツを合体させた作品。
東京のすし屋の娘の高千穂ひづる、倍賞千恵子を中心に人間模様と
恋模様を描いていて、いろいろなエピソードがある割には上手く
まとまっています。
人間関係は高千穂ひづるの恋人が水原弘(歌は歌わない)、倍賞千恵子
の恋人が山本豊三、板前がハナ肇で母親が飯田蝶子で妹の峯京子の
亭主が植木等、谷啓はハナ肇の弟子、あと姉妹の叔父夫婦に伴淳三郎、
高橋とよ、と言ったところで、他に淡路恵子、青島幸男などが共演。
あとストーリーに関係ありませんが渡辺プロの歌手が出ていて
ピーナッツ、スリーファンキーズ(まだ高橋元太郎が在籍中のオリジナル
メンバー)、中島潤、中尾ミエ、藤木孝が歌を披露しています。
また伊藤素道とリリオ・リズム・エアーズの伊藤素道が映画の冒頭で
植木等のスピード違反を捕まえる白バイ隊員を演じていて懐かしい。
三木のり平と八波むと志は舞台の国定忠治のシーンのゲスト。
最後に多分間違いないと思うんですが、後半のすし屋の宴会のシーンで
梓みちよと伊東ゆかりがカメオ出演しているので確認して下さい。
あと渡辺晋、平岡 精二、スマイリー小原が自分のバンドを従えて出ています。
本当に書く事が多すぎます。
花のいのちを (1954)
2022-07-08

「君の名は」で有名な菊田一夫のラジオドラマの映画化で主演は
沢村美智子と菅原謙二で監督は田中重雄。
今月、衛星劇場でやっています。
戦時中から戦後にかけての話で、戦時中に母を亡くした沢村美智子と
彼女の女学校時代の友人の山本富士子の従兄の菅原謙二のメロドラマで
二人が結ばれるまでを描いています。
山本富士子が珍しい汚れ役を演じ、高松英郎がヒール役を演じて
います。共演は坂口芙沙子、伏見和子、楠よし子が主人公の女学校時代の
友人役、他に松島トモ子、平井岐代子、三田隆、見明凡太朗、霧立のぼる
などが共演しています。
沢村美智子さんは八代目沢村宗十郎の娘さんで、旧芸名の澤村晶子の
時代を含め女優としてのキャリアは数年で、この後結婚の為引退して
しまいますが、本当に品の良い綺麗な女優ですね。
続・高校三年生 (1964)
2022-07-06
ウナ・セラ・ディ東京 (1965)
2022-07-05
小さなスナック (1968)
2022-07-04

パープル・シャドーズの同名の大ヒット曲を元に作った青春映画で主演を
尾崎奈々と藤岡弘が演じ監督は巨匠・斎藤耕一。
毒蝮三太夫がやってる小さなスナックには大学生の藤岡弘やその仲間
たちが集まっていた。そこに現れたのが尾崎奈々。
そして二人は愛し合うようになるが、尾崎奈々には何処か暗い影が・・・。
内容は書きませんが意外な結末が待っています。
尾崎奈々さんって、とにかくか細い女優さんで薄幸の女性が似合う女優
でしたね。彼女のファンだった私は、これも当時観にいきましたが。
やはり内容はスッカリ忘れていました。
共演はケン・サンダース、徳永芽里、山田真二、斎藤チヤ子、園江梨子
(後の平山洋子で平山みきのお姉さん)、ジュディ・オング、高橋昌也、
荒木道子など多彩で、パープル・シャドーズのメンバーは藤岡弘の
友人役で出演、他にヴィレッジ・シンガーズが本人役で出演し歌を
披露しています。
見合い旅行 (1955)
2022-07-04
恋とのれん (1961)
2022-07-01
太陽を抱く女 (1964)
2022-06-29
さそり (1967)
2022-06-28
人形佐七捕物帖 裸姫と謎の熊男 (1959)
2022-06-25

新東宝の「人形佐七捕物帖」シリーズの第7作目で、今回も佐七を
中村竜三郎が演じています。監督は山田達雄。今月、衛星劇場で
やっています。
文珠屋、上総屋、越後屋と言った江戸の豪商たちが次々に殺される
事件の解決に挑む人形佐七の活躍を描いています。
で手掛かりは文珠屋が殺された時に目撃された女中の松浦浪路
(文珠屋に言い寄られて身投げしている)の姿と熊男(と言っても熊の
縫いぐるみを着てるだけで怖くない)。
共演は佐七の子分は鮎川浩、小高まさるで前作と同じ、同心の
神崎甚五郎も高松政雄で同じ、新たに小畠絹子が女目明しで登場、
松浦浪路は行方不明の松平藩の姫役の二役、嵐寛寿郎は殿様役で
ゲスト出演、他に伊達正三郎、広瀬康治、川部修詩、国創典、守山竜次、
細川俊夫などが共演しています。
高校三年生 (1963)
2022-06-05

舟木一夫の同名の大ヒット曲を元に作った歌謡映画で監督は井上芳夫。
舟木一夫も高校生役で出演。今月、チャンネルNECOでやっています。
映画の最初に高校生たちが自転車で帰宅するシーンがあって、その
最後まで残るのが姿美千子で彼女がこの映画の主人公だと解る。
映画は高校三年生の彼女と友人たちを取り巻く進学か?就職か?の
問題や、その家族たちに起きている問題を中心に描いた青春映画に
なっています。
姿美千子の家族は見明凡太朗、村田知栄子が父母、細川ちか子が祖母、
浜田ゆう子が姉で結婚を反対され恋人の仲村隆と家出をして同棲中、
その同棲先が同じ高校三年生の倉石功の家でその母が坪内美詠子。
高校生役は高田美和、渚まゆみ、高野通子(黒縁のメガネをかけている)、
堺正章は牛乳瓶の底のような度の強いメガネのガリ勉高校生役で、
先に書いた舟木一夫は高田美和が好きなのだが、彼女は教師の
高橋昌也が好きでふられる役どころです。
あと舟木一夫が劇中歌う「只今授業中」はB面なのに、やけに懐かしかった
のは昔家にレコードがあったからだと思う。
曲はここで聴けます。
ザ・スパイダースの大進撃 (1968)
2022-06-03
三羽烏再会す(1956)
2022-06-03
ぜったい多数 (1965)
2022-05-28

田村正和の出演している作品として今月、衛星劇場でやっている
映画で原作は曽野綾子、主演は桑野みゆきで田村正和は相手役で出演。
監督は中村登。
大学を出て「歌声喫茶」に就職した桑野みゆきを中心に、周りの人間模様を
描いた群像劇になっていて、歌声喫茶に集まって来る人々や、桑野みゆきの
大学の仲間たちが彼女の目を通して描かれています。
共演は伊藤孝雄は歌声喫茶の経営者、田村正和は歌声喫茶のアルバイト
学生、石立鉄男、早川保、吉村実子が大学時代の仲間、他に中村晃子、
北村和夫、浜村純、加藤治子、二本柳寛など。
夫婦になる石立鉄男と吉村実子はこの頃にもう共演しています。
尚、ゲスト出演の倍賞千恵子、いしだあゆみは歌声喫茶での歌のリード役
として出いますが、作曲家のいずみたくは顔を知らないので確認できず。
(倍賞千恵子の隣にいるアコーデオン弾き?)
平安群盗伝 袴だれ保輔 (1951)
2022-05-26
この空のある限り(1964)
2022-05-24
あの丘越えて(1951)
2022-05-21

美空ひばり、鶴田浩二が主演の松竹の青春映画で監督はひばりさんの
映画をよく撮ってた瑞穂春海。
今月、衛星劇場でやっています。
簡単に言うと、若尾文子の「青空娘」(これは高校卒業の後)を中学生に
置き換えたような映画です。
映画は田舎で育てられたひばりさんが実父(新田実)と義理母(森川まさみ)の
もとに帰り、父の事業の失敗、義理母の父親の河村黎吉との確執、
家庭教師の鶴田浩二への初恋と失恋、と言った事を経験しながら成長
していく青春映画になっています。
共演はひばりさんが知り合う花売りの姉妹に井川邦子と中川弘子、
育てのばーやさんに飯田蝶子で、他に堺駿二、北竜二、水上令子
など多彩。
尚、中川弘子さんは有名なダンスの中川三郎氏の長女で、この後
松竹で活躍する訳ですが、この頃はまだ中学生くらいでしょうか、
とっても可愛いです。
新しき天 (1954)
2022-05-20
人形佐七捕物帖 めくら狼 (1955)
2022-05-18

これも今月、衛星劇場でやっていて、小泉博が人形佐七を演じている
東宝作品で監督はマキノ雅弘。
ある夜、両替商の丹波屋・志村喬(若いころに悪事をしていて、
女癖も悪く、大勢を泣かしてきた男)の妾の女が殺される。
映画はこの事をキッカケに彼の周りで次々に起きる連続殺人事件の
解決に挑む人形佐七の活躍を描いています。
この作品では佐七の女房のお粂が出てまして瑳峨三智子が演じ、子分の
辰五郎が本郷秀雄、豆六は田中春男が、同心の神崎甚五郎は
天野刃一が演じています。
その他の共演は宇治みさ子、進藤英太郎、新珠三千代、水島道太郎、
永井柳太郎、石黒達也、田崎潤などです。
尚、軟体の曲芸師のR・テンプルなる女優は当時のストリッパーの
ようです。
人形佐七捕物帖 鮮血の乳房 (1959)
2022-05-17

新東宝の「人形佐七捕物帖」シリーズ第6作目ですが、それまで佐七を
やってた若山富三郎が東映に移籍したんで今回から後年はテレビの
「水戸黄門」で悪代官など悪役ばかりやってた中村竜三郎が佐七を
演じています。監督は小野田嘉幹。今月、衛星劇場でやっています。
話は昔、泉州堺で抜け荷のとがで取り潰しになった大店の娘たち
お春(北沢典子)、お夏(松浦浪路)、お秋(三原葉子)、お冬(浜野桂子)、
と言っても本人たちは別々に育てられた為に、姉妹だと知らない設定、
が身に着けているお守り(その中に残された大金の隠された秘密がある)を
廻って起きる連続殺人事件の解明に挑む人形佐七の活躍描くのが
大筋です。
若山富三郎の5作は全部録画を持ってまして(ラベルも作成済み)、
その時に、何作かで出てた佐七の女房のお粂(おくめ)は出て来ません。
また佐七の二人の子分は一番多く出ていた鮎川浩、小高まさるが演じ、
同心の神崎甚五郎も高松政雄で同じですが、ライバルの目明し役の
鬼瓦の宗兵衛は岬洋二から広瀬康治に代わっています。
その他の共演は細川俊夫、沢井三郎、伊達正三郎、大原謙二。
沢井三郎、山村邦子、宮田文子などです。
尚、来月の同じく中村竜三郎が主演の新東宝のシリーズ最終作の
「人形佐七捕物帖・裸姫と謎の熊男」が放送予定なので、その
ラベルも作成予定です。
白い炎 (1958)
2022-05-15
坊っちゃん (1958)
2022-05-14
かりそめの唇 (1955)
2022-05-11

今月の衛星劇場で特集をやってる番匠義彰監督のデビュー作の
メロドラマで主演は川喜多雄二、藤乃高子、浅茅しのぶ。
昼は出版社に勤務、夜は夜間高校の教師をしている川喜多雄二が
会社経営をしている叔父の柳永二郎の娘の淡路恵子の運転する
車に同乗している時に子供をひいてしまい軽い怪我を負わせて
しまう。子供を病院に連れて行った時に、子供の姉の浅茅しのぶと
看護婦の藤乃高子と出会う。
映画はここから川喜多雄二を中心に淡路恵子、浅茅しのぶ、
藤乃高子の4人による恋愛ドラマが展開されることになる。
映画は第一部の「たそがれの過失」、第二部の「幸福の岸」の
2部構成になっていますが、恐らく当時も同日上映されたと
思います。
他に清川新吾、吉川満子、山形勲、永井達郎名義の
永井 秀明、文谷千代子、草笛光子が共演しています。
橋 (1959)
2022-05-08

今月の衛星劇場の番匠義彰監督の特集でやってる松竹映画で主演は
岡田茉莉子。
岡田茉莉子が一人の女性として自立していく過程を描いた映画らしい
映画です。
元海軍提督の笠智衆は長女の福田公子の婿の細川俊夫と同居して
いたが細川俊夫との折り合いが悪く家を出てしまい、次女の岡田茉莉子
と生活するようになる。
で岡田茉莉子は以前会社の同僚だったブローカーの大木実と再会し、
仕事を手伝ううちに愛し合うようになり婚約するのだが、大木には
スポンサーでバーをやっている愛人の水戸光子がいるのが解る・・・。
共演は笠智衆の海軍時代の部下に渡辺文雄、佐竹明夫、須賀不二男、
最初は笠智衆のおもり役にアルバイトとして雇われ、密かに岡田茉莉子
に想いを寄せる学生に石浜朗、その他に幾野道子などが共演。
オッサンのたわ言 33
2022-05-07
母と子の窓 (1957)
2022-05-06

今月の衛星劇場の番匠義彰監督の特集でやってる松竹映画で主演は
杉田弘子。
映画は貧しい母子家庭の親子が暮らす母子寮の職員をしている杉田弘子を
中心に周りの人間模様を描いている作品で、密かに思いを寄せる同僚の
田村高廣との別れ、寮で暮らす浅茅しのぶ、水戸光子親子の家庭問題、
母子家庭への差別問題に関わる中で、以前家庭教師した川口のぶの兄の
お金持ちの青年の高橋貞二からの求婚を受け、自分を見つめ本当の
幸福を見つけ出して行こうとする姿を描いています。
脇役が豪華で小林トシ子、中川弘子、渡辺文雄、山形勲、沢村貞子、
吉川満子、北竜二、二木てるみ、須賀不二.など書ききれません。
この映画で描かれている母子寮は国が運営しているようで
この頃はこう言う施設があったんですね。
先日の「駄々ッ子社長」はいかにも番匠監督らしい作品でしたが、
こういう社会派の作品も撮っていたんですね。
駄々ッ子社長 (1956)
2022-05-04


前から衛星劇場にリクエストしていた番匠義彰特集が彼の生誕
100周年を記念してやっと実現。
これは大木実が主演の作品。
父から受けついだ会社を3年で潰してしまった大木実が叔父の
加東大介の紹介で明石潮が社長を務める繊維会社に小使いとして
勤めることになる。
映画はそんな彼がインチキバイヤーの諸角啓二郎、社内の北竜二が
機械の売り込みの乗じて、会社の金を横領しようとする企みを
叩き潰すまでの活躍を描いています。
人間関係は
総務部の事務員で大木実に協力してくれ最後に結ばれる小山明子、
社長の娘で秘書が藤乃高子、加東大介の愛人の芸者に関千恵子、
繊維機械の技師に片山明彦、経理課長で小山明子の父親に多々良純、
大木の家のば~やに浦辺粂子、大木の小使い仲間に坂本武と言った
ところです。
真赤な恋の物語 (1963)
2022-05-03

メリメの小説、それを元にビゼーが作曲したオペラの「カルメン」を翻案
した松竹映画で主演が岡田茉莉子、相手役に吉田輝雄で監督は井上梅次。
今月、衛星劇場でやっています。
と言う事で岡田茉莉子がカルメン、吉田輝雄がドン・ホセに見立てればよい
ことになります。
映画はキャバレー「ハバネラ」を隠れみのに大木実、根上淳、岡田茉莉子
(歌手)を中心に麻薬密売をしている組織に、刑事の吉田輝雄がピアニスト
として潜入するんですが、小説と同様に岡田茉莉子の美貌に溺れていく
ストーリーになっています。
ビゼーの「カルメン」で有名でキャバレーの店名にもなっている「ハバネラ」
を岡田さんが歌ってますが、これは本当に歌ってるんでしょうか?
共演は他に榊ひろみ、藤木孝、安部徹、明智十三郎などが共演。
ザ・スパイダースのゴー・ゴー・向う見ず作戦 (1967)
2022-05-02

ここのところ衛星劇場でやってるGS特集ですがザ・スパイダースを
主演にした最初の作品を今月やるようなのでラベルを作って
みました。監督は斎藤武市。
しばらく観てないので内容はうる覚えです。
内容は単純でテレビに素人として出ている松原智恵子を目指して
7人の若者(スパイダースの面々)が人の家の中をも突っ切って、
道なき道をひたすら横浜から都内へ突進していく、と言う話です。
正直、そんなに面白い映画だった記憶はありません。
共演は山内賢、柳家金語楼、イーデス・ハンソン、平凡太郎などで
日活の有志で作ったGSのザ・ヤング・アンド・フレッシュも出ていて
ザ・スパイダースと彼らの演奏がたっぷり楽しめます。
見どころは松原さんの水着姿でしょうか・・・。
後は適当に思い出した事を書きますと、
・GSの中で映画が一番多いのは確かザ・スパイダースだったと
思います。その中でも彼らの作品が最もコメディー色が強かった
んじゃないでしょうか。
・あと当時を知らない若い人向けに言いますと、実はGSの中で
一番最初に売れたグループがザ・スパイダースだったんですよ。
暴行!(1976)
2022-04-29